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ネオジャパン、グループウェア「desknet's NEO」を2020年6月30日まで無料提供、テレワークを支援
2020年3月10日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)
ネオジャパンは2020年3月9日、Web型グループウェア「desknet's NEO」と企業向けのチャットソフトウェア「ChatLuck」(ともにクラウド版)の無料提供を期間限定で開始した。同年6月30日まで無料で利用できる。申込受付は2020年3月31日まで。新型コロナウイルス対策でテレワークを実施する企業の需要に応える。アイネットのクラウド基盤から提供する。
ネオジャパンは、Web型グループウェア「desknet's NEO」と、企業向けのチャットソフトウェア「ChatLuck」を、テレワーク支援のために6月30日まで無料で提供する。いずれもクラウド版で、100ユーザーまで利用できる。これらを利用することで、テレワークを容易に始められるとしている(画面1)。
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desknet's NEOは、Webグループウェアである。スケジューラ、文書管理、Webメール、ワークフロー、安否確認など、desknet's NEOが備える全機能を利用できる。管理外の端末からの利用を制限できる「クライアント認証サービス(200デバイス分)」もあわせて無料で提供する(関連記事:グループウェア「desknet's NEO」に新版、スケジュール登録先として「組織」を選択可能に)。
ChatLuckは、企業向けのチャットサーバーソフトウェアである。HTML5対応のWebブラウザか、スマートフォン(iOS/Android)アプリケーションのいずれかで利用できる。個人間チャットに加えて、グループチャットができる。ユーザー企業ごとに個別の専用環境を構築することから、部外者のアクセスやなりすましを防げる。
「テレワーク無償支援サービス専用ページ」から申し込める。サービスの対象は、テレワークを検討している企業、団体、教育機関など(個人を除く)。すでに「desknet's NEO」または「ChatLuck」を利用しているユーザーも申し込める。現在利用中のサービスと同じサービスを申し込んだ場合は、利用している環境とは異なる環境を提供する。利用環境からのデータ移行は行えない。
提供期間が終わっても、課金は行われない。提供期間の終了後、利用環境を停止して削除する形になる。提供期間中に正式サービスを申し込んだ場合、正式環境にデータを引き継げる。正式環境をすでに利用していた場合は、正式環境へのデータの統合は行えない。今後の新型コロナウイルスに対する政府方針によっては、受付期間と提供期間を延長する場合がある。