三菱UFJ銀行は、2019年から順次、既存PCをシンクライアント化している。PCにインストールして利用する、アセンテックのシンクライアント専用OS「Resalio Lynx 700」を採用している。アセンテックが2020年4月13日に発表した。
三菱UFJ銀行は、2010年から仮想デスクトップとシンクライアント端末を運用している。2019年からは、在宅勤務やテレワークを実現するため、Linuxベースの専用シンクライアントOSを用いた新しい端末「PAPRIKA端末」を導入している。
PAPRIKA端末を本部勤務の行員を中心に展開している。これにより、在宅勤務などのように、仕事環境にとらわれない新しい働き方を広げた。感染症発生などの危機的状況下においても、柔軟に対応できるようにした。
PAPRIKA端末は、薄型軽量のノートPCをベースに、シンクライアントOSとしてLinux(Ubuntu 16)ベースの「Resalio Lynx 700」(図1)を搭載している。端末のOSをWindowsからResalio Lynx 700に変更することで、端末にデータを保存せずに済み、セキュリティが向上する。セキュリティパッチの適用頻度も減る。
図1:「Resalio Lynx 700」の概要(出典:アセンテック)拡大画像表示
Resalio Lynx 700は、VDI(デスクトップ仮想化基盤)システムに接続してWindowsを遠隔操作する仕組みとして、RDP(Windows標準)、ICA(Citrix)、PCoIP(VMware)など各種の画面情報端末プロトコルに対応する。また、ローカルで動作するWebブラウザ(Firefox)やSSL VPN接続機能を備えている。
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