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NTT ComとPwC、メーカーとサプライヤーのマッチング基盤「設計/調達DX」を実証実験

2020年4月28日(火)IT Leaders編集部

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とPwCコンサルティングは2020年4月27日、デジタル設計データを活用して製造業の設計・調達関連業務の効率化を可能にするデジタルマッチング基盤「設計/調達DX」の実証実験を2020年7月に開始すると発表した。2020年度中の商用化を目指す。

製造工程のデジタル化で新たな取り組み

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とPwCコンサルティングが実証する「設計/調達DX」は、製造業界におけるメーカーとサプライヤーのマッチング基盤サービスである(図1)。

 設計データと部品加工業者の製造リソース情報を活用したマッチング型のデジタルマーケットプレイスと、公開案件への見積回答など一連の受発注業務を設計/調達DX上で行う入札型のデジタルマーケットプレイスを提供する。メーカー側(発注側)機能と、サプライヤー側(受注側)機能を、それぞれ提供する。

図1:NTT ComとPwCコンサルティングが提供するマッチング基盤のイメージ(出典:NTTコミュニケーションズ、PwCコンサルティング)図1:NTT ComとPwCコンサルティングが提供するマッチング基盤のイメージ(出典:NTTコミュニケーションズ、PwCコンサルティング)
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 背景には、少子高齢化が進む日本で、モノづくりに従事する就労者の減少はますます深刻化しており、限られた人員で従来の成果を維持、拡張することが今後の大きな課題になっていることがある。一方、製造工程におけるデジタル化については、設計業務での3DCAD活用など、徐々に進められているものの、すべての業務に展開するには至っておらず、新しい取り組みが求められている。

 NTT Comは、製造業向けのDX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションとして、重複業務を業界全体でデジタル化・ユーティリティ化し、ユーザー企業のリソースをコアコンピタンスに集中させることのできる「Smart Factory」を提供している。

 「ファナックとの協業(関連記事ファナック、富士通、NTT Com、工作機械業界向け「デジタルユーティリティクラウド」に向け協業)などにより、製造業の設計・調達業務において多くの重複業務が認められたことから、同業務の効率化に向けた業界協調型プラットフォームを展開することにした」(NTTコミュニケーションズ スマートファクトリー推進室長 赤堀英明氏)。

 設計・調達業務を対象にデータの利活用に必要な機能をワンストップで提供するSmart Data Platform、データ流通のセキュリティを確保するDATA Trust、NTTグループで持つAIやデータ分析の知見を組み合わせて提供する(図2)。

図2:NTT Comの役割(出典:NTTコミュニケーションズ)
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 一方のPwCコンサルティングは、未来の創造と実現を志向するコンサルティングサービスである「Future Design Lab」の未来ものづくりワーキンググループで、ものづくりエコシステムの創造に取り組んでいる。

 その中で、「ものづくりのグランドデザイン作成を支援する“デジタルものづくりバリューチェーンデザイン”、デジタルデータに着目したプロセスのリデザインを支援する“データ駆動型ものづくりデザイン”における知見、ノウハウを提供する」(PwCコンサルティング ディレクター 三山功氏)(図3)。

図3:PwCコンサルティングの役割(出典:PwCコンサルティング)
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●Next:発注側と受注側、双方の課題を解決する機能を提供

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