Sansanは2020年5月7日、同社のクラウド型名刺管理サービス「Eight」を強化し、QRコードを使ってWeb会議時に名刺をスムーズに交換できる機能「QR名刺交換」をリリースした。自分の名刺情報にアクセスできるQRコードをWeb会議のバーチャル背景に組み込む仕組み。
Sansanの「Eight」は、スマートフォンやクライアントPCで利用できる、クラウド型の名刺管理サービスである。法人向けサービスの「Sansan」に対して、Eightは個人向けサービスという位置づけになる。Sansanでは、企業全体で名刺データを一元管理できる。Eightでは、上位の有料プランもあるが、基本プランは無料で利用できる。
今回、Eightを強化し、Web会議において名刺をスムーズに交換できるQR名刺交換を追加した(画面1)。Web会議時に画面に映すバーチャル背景に名刺登録用のQRコードを埋め込む仕掛けである。
画面1:Eightに追加した「QR名刺交換」機能の画面。QRコードを埋め込んだバーチャル背景用画像を生成できる(出典:Sansan)拡大画像表示
Eightユーザー同士であれば、スマートフォンでQRコードを読み取るだけで、相手の名刺情報を連絡先として登録できる。また、相手がEightユーザーでなくても、Eightに登録した自分のプロフィール情報を閲覧してもらえる。
使い方として、PC版のEightにアクセスして、オンライン名刺交換の画面を開く。ここで、QRコード化する名刺を確認し、Web会議で使いたいバーチャル背景を選択する。これにより、QRコードを組み込んだバーチャル背景をダウンロードできる。この画像を、Web会議システム内で背景として設定する。
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