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Arcserve、クラウド型バックアップに3カ月の短期間ライセンスを追加

2020年5月13日(水)IT Leaders編集部

Arcserve Japanは2020年5月12日、エンドポイントのデータを直接クラウドにバックアップできるイメージバックアップサービス「Arcserve UDP Cloud Direct」を強化した。新たに、3カ月間の短期間ライセンスを追加した。2020年5月18日から提供する。主に、在宅勤務用PCのデータ保護を想定した短期契約プランである。価格(税別)は、1TBあたり6万円。これと同時に、既存の1年間プランを値下げし、1TBあたりの価格を36万円から24万円へと下げた。

 Arcserve Japanの「Arcserve UDP Cloud Direct」は、バックアップ対象マシンから直にアクセスしてデータをバックアップするクラウドサービスである(関連記事Arcserveがクラウド型のデータバックアップサービス、オンプレミスの複製やダイレクト保存が可能)。専用のエージェントソフト(Windows、Linuxなど)をバックアップ対象にインストールして使う。データを保管するデータセンターは、米国西海岸にある。

 オンプレミスのデータバックアップソフトウェア「Arcserve Unified Data Protection」(Arcserve UDP)をクラウド型で提供する形になる。Arcserve UDPの特徴は、前回のバックアップ時からの差分だけを転送する増分バックアップ機能や、バックアップ対象側でのデータ重複排除機能など、バックアップ量を短縮する機能に注力していることである。

 クラウドサービスのArcserve UDP Cloud Directにおいても、バックアップデータは、オンプレミスのArcserve UDPと同様に、増分バックアップで転送する。エージェントとクラウドは、SSLで暗号化通信する。クラウド上では、AESで暗号化して保存する。バックアップデータからは、ファイル単位またはボリューム単位でデータを復元できる。

 クラウドをDR(災害復旧)サイトとして使うこともできる。バックアップ済みのデータを使って、業務サーバーなどを仮想マシンとしてクラウド(Hyper-V)環境で立ち上げられる。立ち上げた業務サーバーに対しては、VPN経由でアクセスできるほか、オプションでIPv4アドレスを付与してインターネットに公開できる。

 今回、契約プランを増やした。既存の1年契約プランに加えて、3カ月間の短期間利用できるプランを用意した。3カ月プランの価格は1TBあたり6万円。また、3カ月プランの提供に合わせて、既存の1年間プランを値下げし、1TBあたりの価格を36万円から24万円へと下げた。なお、3カ月プランについては、新型コロナウイルスの流行収束が見えたら、Webサイトで告知の上、サービス提供を終了する予定としている。

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