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Anaplan、COVID-19の影響を考慮した事業計画を立てられる全25個のテンプレートを提供

急激な需要変動による計画の見直しと対策を容易に

2020年5月28日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

Anaplanジャパンは2020年5月28日、COVID-19の影響を考慮した事業計画を可能にする製品として、クラウド型の計画・業績管理アプリケーション「Anaplan」のテンプレート集「Anaplan Helps」を発表した。急激な需要変動の下で在庫・仕入れ計画の見直しができるアプリケーションなど全25種類のテンプレートで構成する。2020年4月からAnaplanのユーザー向けに提供している。

 Anaplanは、経費予算や需要計画といった、企業が日々行っている計画(プランニング)業務を支援するクラウドサービスである(関連記事「会計、営業、調達などの組織を横断して計画を立てられる」、計画業務クラウドのAnaplan)。管理会計やSCM(サプライチェーン管理)など、各種の用途で計画を立てられる。計画を実現できるかどうかをシミュレーションで分析することもできる。

 今回、COVID-19などの突発的な事象が事業に与える影響を考慮して計画を立てられるようにするテンプレート集「Anaplan Help」を用意した(図1)。全25種類のうち16種類を、Anaplanの最上位の認定資格を持つエンジニアが2020年3月26日に開催したハッカソンで作成した。これらのテンプレートは、アプリケーション公開サイトのAnaplan AppHubを介して入手できる。

図1:COVID-19などの突発的な事象が事業に与える影響を考慮して計画を立てられるようにする全25個のアプリケーションテンプレート集「Anaplan Help」を用意した(出典:Anaplanジャパン)図1:COVID-19などの突発的な事象が事業に与える影響を考慮して計画を立てられるようにする全25個のアプリケーションテンプレート集「Anaplan Help」を用意した(出典:Anaplanジャパン)
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 SCM(サプライチェーン管理)用のCOVID-19対応テンプレートの1つが「Demand Disruption Response」である(図2)。このアプリケーションテンプレートを使うと、COVID-19の影響下における需要予測を修正し、在庫・仕入れ計画の見直しができる。サプライヤが参加して仕入れ量を調整する機能も備える。発表会では、実際にDemand Disruption Responseの機能をデモンストレーションした。

図2:COVID-19の影響下における需要予測を修正し、在庫・仕入れ計画の見直しができる「Demand Disruption Response」の概要と画面(出典:Anaplanジャパン)図2:COVID-19の影響下における需要予測を修正し、在庫・仕入れ計画の見直しができる「Demand Disruption Response」の概要と画面(出典:Anaplanジャパン)
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 Demand Disruption Responseでは、過去の実績データと前回の需要計画データを取り込み、任意の製品属性単位で需要変動の動きを追跡できる。製品クラスタごとのCOVID-19影響下の需要を予測し、需要変動カーブを調整する。需要変動カーブ調整後の売上見込みと当初計画との差異を把握し、発注単位で仕入れのキャンセルなどのアクションを設定する。代替案を含めてキャンセルが可能かどうかをサプライヤと調整する機能も持つ。

 発表会では、人事労務分野のテンプレートで従業員配置計画などを計画できる「HR Crisis Management」と、ファイナンス分野のテンプレートでキャッシュインフロー(売掛金回収や資産売却など)とキャッシュアウトフロー(給与支払いや投資計画見直し)を計画できる「Liquidity Forecasting」もデモンストレーションした。

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Anaplan、COVID-19の影響を考慮した事業計画を立てられる全25個のテンプレートを提供Anaplanジャパンは2020年5月28日、COVID-19の影響を考慮した事業計画を可能にする製品として、クラウド型の計画・業績管理アプリケーション「Anaplan」のテンプレート集「Anaplan Helps」を発表した。急激な需要変動の下で在庫・仕入れ計画の見直しができるアプリケーションなど全25種類のテンプレートで構成する。2020年4月からAnaplanのユーザー向けに提供している。

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