富士通は、顧客体験(CX)や従業員体験(EX)を計測して管理するサービスを、ユーザー企業に提供する。CX/EXを計測・管理するツールとして、米クアルトリクス(Qualtrics)のクラウドサービスを活用する。富士通自身が同クラウドサービスを導入して蓄積したスキルを活用し、ユーザー企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する。クアルトリクスが2020年6月2日に発表した。
富士通は、顧客体験(CX)や従業員体験(EX)を計測・管理するクラウドサービスを、ユーザー企業に提供する。ユーザー企業の事業を変革するのが狙い。CX/EXを計測・管理するツールとして、クアルトリクスのクラウドサービスを活用する(関連記事:社員の声を聞く経営」、それを社員が感じることがエンゲージメント向上につながる─クアルトリクス調査)。
富士通は現在、ユーザー企業の事業をデジタル技術によって変革する事業に注力している。こうした中で富士通は、顧客体験(CX)と従業員体験(EX)をデジタル変革事業の重要な要素と考え、これらを計測・管理するクアルトリクスのツールを自社に導入し、社内での経験を蓄積してきた。
今回、富士通でのツールの活用経験をもとに、富士通のユーザーのデジタル変革を推進する手段として、クアルトリクスと共同で、ユーザー企業にツールを提供する。
富士通では、非財務分野の重視といった富士通自身の変革にクアルトリクスのツールを活用することで、これから日系企業が直面する変革に対して富士通の実践知を有効なリファレンスとして価値提供できる、としている。
富士通 / Qualtrics / 従業員エンゲージメント / 顧客エンゲージメント / CS
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