マクニカ アルティマ カンパニーは2020年6月19日、小売店舗の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に向けて、3台のカメラ映像を同時にAI解析できる小型サーバー「AWL BOX Mini」(開発元:AWL)を販売すると発表した。
マクニカ アルティマ カンパニーの「AWL BOX Mini」は、3台のカメラ映像を同時にAI解析できる、手のひらサイズの小型サーバーハードウェアである。北海道大学発のベンチャー企業で小売店舗向けにAIカメラシステムを開発・提供しているAWL(アウル)の製品である。既存のカメラを接続することで店舗内の混雑状況や顧客のソーシャルディスタンスを可視化できる。小型で設置しやすく、大規模な工事も不要である(写真1)。
写真1:AWL BOX Miniの外観
拡大画像表示
拡大画像表示
クラウドサービスの「AWL Cloud」を活用すれば、店舗の入口に設置したサイネージやWebサイト上にリアルタイムで混雑状況を表示できる。これにより、顧客の来店時間の分散化を図る(画面1)。
画面1:スタッフの実証実験画像
拡大画像表示
拡大画像表示