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キヤノンITS、検索条件に文書を指定できる類似文書検索エンジン「DiscoveryBrain」を販売

2020年8月26日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

キヤノンITソリューションズは2020年8月26日、元文書と似た別の文書を検索する類似文書検索を備えた文書検索エンジンソフトウェア「DiscoveryBrain(ディスカバリーブレイン)」を発表した。同日提供を開始した。価格(税別)は、年額420万円。サーバー3台でクラスタを組んで運用する場合は、年額750万円。販売目標は、2022年までに年間売上2億円。

 DiscoveryBrainは、企業内に点在する複数のストレージや文書管理システムを横断して検索できる書検索エンジンである(図1)。米Elasticsearchの全文検索エンジン「Elasticsearch」に、キヤノンITソリューションズの自然言語処理技術を組み合わせた。

図1:類似文書検索エンジン「DiscoveryBrain」の概要(出典:キヤノンITソリューションズ)図1:類似文書検索エンジン「DiscoveryBrain」の概要(出典:キヤノンITソリューションズ)
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 最大の特徴は、単語や短文などのフレーズによる検索だけでなく、指定した文書と内容が類似した文書を見つけ出す「類似文書検索(文書同士のマッチング検索)」ができることである。

 検索キーワードを指定せずに、文書をそのままあるいは全文コピーしてDiscoveryBrainに渡すことで、類似する文書を検索できる。自然言語処理技術によって、検索対象文書の特徴を解析する仕組み。この結果、同じ特徴を持った文書(内容が類似した文書)を見つけ出せる。

 文書同士が似ているかどうかの判断として、単語や類義語を共通して含んでいるかどうかなどを調べる(図2)。

図2:文書同士が似ているかどうかの判断として、単語や類義語を共通して含んでいるかどうかなどを調べる(出典:キヤノンITソリューションズ)図2:文書同士が似ているかどうかの判断として、単語や類義語を共通して含んでいるかどうかなどを調べる(出典:キヤノンITソリューションズ)

 類似する単語をグループ化して分類名を付与する辞書機能も備える(図3)。この機能によって文書を自動的に分類することもできる。この辞書を使うことで、検索条件に単語やフレーズを指定した場合に、単語やフレーズを含まない文書も検索結果に含めることができる。

図3:類似する単語をグループ化して分類名を付与する辞書機能も備える(出典:キヤノンITソリューションズ)図3:類似する単語をグループ化して分類名を付与する辞書機能も備える(出典:キヤノンITソリューションズ)

 類似文書検索の利用例として、営業部門において、顧客から受領した提案依頼書と内容が似ている過去案件の提案書類を探す使い方がある。また、設計・製造部門において、担当者が自分で作成した設計仕様を検索条件に、過去の関連文書と比較し、過去に課題となった箇所を把握してミスを未然に防ぐ使い方がある。

 検索機能をAPIの形でも提供する。ユーザーの要求に応じた検索画面を構築できる。独自のWeb検索アプリケーションを開発できる。ビジネスチャットで稼働するチャットボットのUIも開発できる。ボット連携用のテンプレートとして、L is Bが提供するビジネスチャットサービス「direc」を用意している。ユーザーの業務システムとの連携についても個別に対応する。

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キヤノンITソリューションズ / Elasticsearch

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