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サーバー仮想化基盤の新版「VMware vSphere 7 Update 1」、メモリー24TBのモンスターVMやvSANのSMBファイル共有などを強化
2020年9月16日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)
ヴイエムウェアは2020年9月16日、サーバー仮想化プラットフォームの新版「VMware vSphere 7 Update 1」を発表した。新版では、モンスターVMやクラスタの拡張性を高めて処理能力を拡大した。分散ストレージのvSAN機能では、CPUとストレージを独立して拡張できるようにしたほか、ファイルアクセス手段を増やし、新たにSMBでアクセスできるようにした。
ヴイエムウェアの「VMware vSphere 7 Update 1」では、仮想サーバーの処理能力を高めるため、1台の仮想サーバーをスケールアップして巨大なサーバーとして利用するモンスターVM(仮想マシン)を拡張した。1つのVMで、メモリー最大24TB、CPUは768 vCPUまで拡張できるようにした。インメモリーデータベースなどのリソース集約型アプリケーションに向く。
VMware vSphere 7 Update 1では、サーバークラスタの拡張性も高めた。1つのクラスタを構成するホスト数の上限を50%増やし、クラスタあたり最大96ホストまで拡張できるようにした。
ハイパーバイザのカーネルに組み込んだ分散ストレージ機能であるvSANも「vSAN 7 Update 1」へとバージョンアップした。新版では、CPU資源とストレージ資源を独立して拡張できるようにした。
vSAN 7 Update 1ではまた、重複排除と圧縮をセットで実行する方法に加えて、圧縮だけを有効化できるようにした。主に、データベースサーバー用途や、ハードディスクを用いたハイブリッドストレージに適する。
vSAN 7 Update 1では、ファイルアクセスの手段も拡張した。vSANはv7からブロックストレージアクセスに加えてNFSプロトコルによるファイルアクセスができるようになったが、今回新たにSMB(SMB v3/2.1)プロトコルによるファイルアクセスが可能になった。
パッケージ製品「VMware Cloud Foundation 4.1」に含まれるコンテナ基盤「VMware vSphere with VMware Tanzu」においては、Kubernetesを迅速に導入できるようにした(関連記事:ヴイエムウェア、Kubernetesランタイムを組み込んだ新版「vSphere 7」を2020年5月1日までに提供)。既存のネットワークと既存のストレージを使って、1時間以内にKubernetes環境を構成できるとしている。
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