エージェンテックは2020年9月23日、業務報告のモバイルアプリをコーディングせずに作成できる帳票ツール「eXFrame(エクスフレーム)」の提供を開始した。既存のExcel帳票を利用してモバイル入力画面を生成できるほか、入力したデータを基に既存書式の帳票を生成できる。
eXFrame(エクスフレーム)は、業務報告のモバイルアプリをコーディングせずに作成できる帳票ツールである(図1)。作成したモバイルアプリを使うと、スマートフォンやタブレットから業務を報告できるので、テレワーク下の業務を円滑に進められる。
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従来、モバイル端末を業務報告に用いる場合、モバイル端末上でExcel帳票にデータを直接入力するサービスが主だった。この場合、画面を拡大・縮小させながら入力するので、ストレスがある。一方、eXFrameはモバイル端末に向けた入力画面を自動で生成する。
入力画面は、これまで使っていたExcel帳票をそのまま活用して生成できる。アプリケーション開発の知識がなくても、わずかな時間で業務報告用のデータ入力画面を作れる、としている。また、入力したデータを利用して、自動で既存書式の帳票を生成する。このため、データを帳票に転記する作業などが不要である。
入力画面からは、テキスト情報の入力に加えて、写真や動画の撮影、GPS情報の通知、手書きでの署名などができる。
2つのプランを用意した。「ライトプラン」は、初期費用が無料で、月額1万5000円。「アドバンスプラン」は、初期費用が3万円で、月額3万円。このほか、利用端末数やストレージ容量に応じて別途料金が発生する。