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OKI、AI活用の映像監視システム「AISION」、最初のソリューションはエッジ処理による車両センシング

2020年9月24日(木)IT Leaders編集部

沖電気工業(OKI)は2020年9月23日、AIを活用した映像監視システム「AISION」を販売開始した。ディープラーニング(深層学習)によって映像をリアルタイムに解析する。1つ目のソリューションとして、安全走行違反車による事故の防止や、車両走行地域の安全管理業務の負荷を減らす「AISION 車両センシングシステム」を販売開始した。価格(税別)は、1セット当たり68万円から(AIエッジコンピューター「AE2100」と車両センシングパッケージを含む。屋外BOX・カメラ・警告装置などその他機器は含まない)。販売目標は、AISION全体で、3年で累計100億円。

 AISIONは、AIを活用した映像監視システムである(図1)。カメラやサーバーでのAIによる画像認識や解析処理に加えて、エッジコンピュータによる映像データのリアルタイム解析ができる。OKIは、エッジ領域からクラウド上のサーバーに至るネットワークシステム全領域で映像AIを提供する。

図1:AIを活用した映像監視システム「AISION」の概要(出典:OKI)図1:AIを活用した映像監視システム「AISION」の概要(出典:OKI)
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 第1弾として、AISION 車両センシングシステムを販売開始した。通行車両の安全管理上の課題をディープラーニング技術で解決する。工場敷地内の安全走行違反車への注意喚起、一般公道でのスピード超過や逆走の探知などにより、事故防止を支援するとともに、安全管理業務の負担軽減も図る。

 「トラフィックカウント」、「速度検知」、「逆走探知」、「IoT機器連携」、「映像圧縮・録画」の5つの機能を持つ。エッジ部分でディープラーニングを活用した画像解析を実施することによって、夜間や降雨雪時などの悪条件な環境下での認識精度向上を図っている。

 LTEや920MHz帯マルチホップ無線(SmartHop)などの各種インタフェースが使える。簡単な設定機能を備えた車両センシングアプリケーションをパッケージ化しており、AIシステムを容易に設定・導入できる。

 5つの機能の詳細は、以下の通り。

  • トラフィックカウント:道路を走行する車両の映像より、指定場所を通過した車両数の計測が可能
  • 速度検知:指定場所を通過した個々の車両の速度計測、時間当たりの平均速度の出力が可能
  • 逆走探知:指定場所を通過した車両の進行方向の検知により逆走検知が可能
  • IoT機器連携:920MHz帯無線ネットワークを用いたマルチホップでの安定した無線通信により、子機デバイス経由でパトランプ・スピーカー・電光掲示板などによるリアルタイムな警告が可能
  • 映像圧縮・録画:SDカードを搭載することで、速度超過や逆走した車両の映像記録が可能

 OKIは、同システムの開発に当たり、TOAおよびそのグループ生産企業であるアコースの協力を受け、TOAのネットワークカメラシステム「TRIFORA」シリーズとAISION 車両センシングシステムを組み合わせ、アコース本社工場で1年以上にわたる実証実験を行った。工場内通行車両の安全確保を支援するための運用ノウハウを蓄積するとともに、検知精度の向上を図った。

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