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NECソリューションイノベータ、ペーパーレス会議システム「ConforMeeting SaaS版」をリリース
2020年11月12日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)
NECソリューションイノベータは2020年11月12日、クラウド型のペーパーレス会議サービス「ConforMeeting SaaS版」を提供開始した。ペーパーレス役員会議ソフトウェア「ConforMeeting/e」のSaaS版にあたる。SaaS版では、導入を容易にしたほか、外部のWeb会議システムと連携するようにした。
NECソリューションイノベータの「ConforMeeting SaaS」版は、クラウド型のペーパーレス会議サービスである。音声やカメラ映像では伝えることが難しいプレゼンテーション資料や手書きメモなどを、クライアントPC画面で共有できる(画面1)。Office文書(PowerPoint/Word/Excel)やPDF、テキストファイルを共有できる。
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主催者は、共有したいファイルと参加者を選んでペーパーレス会議を開催する。共有しているファイルに対して、参加者が互いに書き込むスタイルで議論が可能である。資料の切り替えやページめくりを、参加者間で同期できる。
同社は従来、オンプレミス版のConforMeeting/eを販売していた。今回、SaaS版にあたるConforMeeting SaaS版の販売を開始した。オンプレミスにサーバー機などを配置することなく利用を始められるので、より容易にペーパーレス会議を導入できる。
SaaS版では、外部のWeb会議システムとの連携も可能にした。具体的には、事前にWeb会議システムのIDをConforMeeting SaaS版に設定しておくことで、会議開催時に自動でWeb会議システムが起動するようにできる。これにより、映像と音声を共有するWeb会議と、ペーパーレスで資料を共有するConforMeeting SaaS版によるペーパーレス会議を同時に立ち上げられる。
価格(税別)は、基本サービス(10 ID、1GB)が、議事進行用のツールを含んで月額3万円。最低契約期間は6カ月。ユーザーとストレージ容量の追加はオプションで、追加1 IDが月額3000円、追加5GBが月額5000円。