名古屋銀行は、地方銀行・第二地方銀行向け基幹系共同センター「STELLA CUBE」(NTTデータが提供)の利用を2021年1月3日に開始した。これにより、STELLA CUBEの利用銀行数は10行になった。NTTデータが2021年1月4日に発表した。
STELLA CUBEは、NTTデータの銀行業務アプリケーション「BeSTA(ベスタ)」を用いた、地方銀行・第二地方銀行向けの共同利用型センターである。NTTデータが2011年10月から運営している(表1)。
名古屋銀行は、STELLA CUBEの利用を2021年1月に開始した。狙いの1つは、システムの安全性を強化することである。さらに、基幹系システムを共同化することで、システム運用の負荷やコストも削減する。
今回、STELLA CUBEの導入に合わせて、勘定系端末ソフトウェア「BeSTAlinc」も導入した。営業店において、専用端末を削減できる。また、個人向けインターネットバンキングサービス「AnserParaSOL」も導入した。多様化する顧客ニーズに沿ったサービスを提供できるようになった。
参加銀行(10銀行) | サービス利用開始月 |
---|---|
きらぼし銀行 | 2011年10月 |
但馬銀行 | 2012年5月 |
富山銀行 | 2012年5月 |
長野銀行 | 2012年5月 |
神奈川銀行 | 2012年7月 |
東北銀行 | 2012年7月 |
仙台銀行 | 2013年5月 |
きらやか銀行 | 2015年5月 |
福邦銀行 | 2019年1月 |
名古屋銀行 | 2021年1月 |
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