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名古屋銀行、地銀・第二地銀向け基幹系共同センター「STELLA CUBE」を利用開始

2021年1月5日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

名古屋銀行は、地方銀行・第二地方銀行向け基幹系共同センター「STELLA CUBE」(NTTデータが提供)の利用を2021年1月3日に開始した。これにより、STELLA CUBEの利用銀行数は10行になった。NTTデータが2021年1月4日に発表した。

 STELLA CUBEは、NTTデータの銀行業務アプリケーション「BeSTA(ベスタ)」を用いた、地方銀行・第二地方銀行向けの共同利用型センターである。NTTデータが2011年10月から運営している(表1)。

 名古屋銀行は、STELLA CUBEの利用を2021年1月に開始した。狙いの1つは、システムの安全性を強化することである。さらに、基幹系システムを共同化することで、システム運用の負荷やコストも削減する。

 今回、STELLA CUBEの導入に合わせて、勘定系端末ソフトウェア「BeSTAlinc」も導入した。営業店において、専用端末を削減できる。また、個人向けインターネットバンキングサービス「AnserParaSOL」も導入した。多様化する顧客ニーズに沿ったサービスを提供できるようになった。

表1:STELLA CUBEの参加行(2021年1月4日現在)
参加銀行(10銀行) サービス利用開始月
きらぼし銀行 2011年10月
但馬銀行 2012年5月
富山銀行 2012年5月
長野銀行 2012年5月
神奈川銀行 2012年7月
東北銀行 2012年7月
仙台銀行 2013年5月
きらやか銀行 2015年5月
福邦銀行 2019年1月
名古屋銀行 2021年1月
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