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JBAT、奉行クラウドとkintoneを連携させるツールを販売、プラグインやサンプルアプリを提

2021年1月20日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

JBアドバンスト・テクノロジー(JBAT)は2021年1月19日、オービックビジネスコンサルタント(OBC)が提供するクラウド型の基幹業務システム「奉行クラウド」と、サイボウズが提供するクラウド型の業務アプリケーション作成サービス「kintone」を連携させるツール「奉行クラウド kintone連携用ツール」を発表した。同日提供を開始した。価格(税別)は、最初の1年間は無料で、2年目以降は年額3万円。

 JBアドバンスト・テクノロジー(JBAT)の「奉行クラウド kintone連携用ツール」は、オービックビジネスコンサルタント(OBC)が提供するクラウド型の基幹業務システム「奉行クラウド」と、サイボウズが提供するクラウド型の業務アプリケーション作成サービス「kintone」を連携させるツールである(図1)。

図1:「奉行クラウド kintone連携用ツール」を使えば、OBCの「奉行クラウド」とサイボウズの「kintone」を連携させられる(出典:JBアドバンスト・テクノロジー)図1:「奉行クラウド kintone連携用ツール」を使えば、OBCの「奉行クラウド」とサイボウズの「kintone」を連携させられる(出典:JBアドバンスト・テクノロジー)
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 例えば、kintoneで営業案件の進捗を管理し、受注できたらデータを奉行クラウドに自動で登録し、販売管理業務につなげる、といったデータ連携ができる。これまで「kintoneによる案件管理」と「奉行クラウドによる販売管理」として別々に処理していた業務を、自動で連携させられる。従来は、システム間の連携には、APIを利用した連携プログラムの開発が必要だった。

 奉行クラウドのデータをkintoneから参照する機能や、kintoneアプリで入力した内容を奉行クラウドに書き込む機能など、基本的なデータ連携機能を備える。「連携サンプルアプリ」(kintoneアプリ)と「連携プラグイン」(既存のkintoneアプリに奉行クラウド連携機能を組み込めるプラグイン)の2つの方式で提供する。これらを利用し、所望の項目や処理を追加するだけで、開発工数を抑えながらデータ連携を実現できる。

 奉行クラウドシリーズのうち、まずは小規模法人向けの販売管理と仕入れ・在庫管理をカバーする「商蔵奉行クラウド」向けから提供を開始する。今後、「勘定奉行クラウド」や「固定資産奉行クラウド」など、奉行クラウドシリーズと連携する約20種の連携ツールを順次追加していく。

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