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2021年1月21日(木)日川 佳三（IT Leaders編集部）

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　ChatLuckは、ビジネス向けのチャットソフトウェアである。Webブラウザ（HTML5）やスマートフォン/タブレット専用アプリケーション（iOS/Android）を介して利用する。SaaS版とオンプレミス版がある（関連記事：ネオジャパン、ビジネスチャット「ChatLuck」新版、アンケート機能を強化、自由入力が可能に）。

　チャットサーバーにアクセスして利用する。1対1のチャットに加えて、チャットルームを作成すれば複数のユーザーが同時にチャットに参加できる。WebRTCを用いた音声/ビデオ通話もできる。この場合は、チャットサーバーを介さないP2P通信となる。

　新版の4.0では、新機能として、受信したメッセージを「後で読む」機能を追加した（画面1）。後で時間があるときに対応しようとして忘れてしまう事故を防ぐ。個々のメッセージに対して「後で読む」という属性を付与できる。

画面1：受信したメッセージを「後で読む」機能を追加した（出典：ネオジャパン）
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　Webブラウザで利用している場合は、「後で読む」メッセージがあることをアイコンで通知する。スマートフォンアプリを使っている場合は、タブメニューの「後で読む」によってメッセージを確認できる。

　新版ではまた、ChatLuckのガジェットを用意した（画面2）。ChatLuckに届いた新着情報などを表示する「新着通知一覧ガジェット」と、ChatLuckのマイルーム・ルーム・コンタクトを表示する「メッセージ一覧/送信ガジェット」を追加した。いずれも、グループウェア「desknet's NEO」のポータルや外部サイトに貼り付けて利用できる。

画面2：グループウェア「desknet's NEO」のポータルや外部サイトに貼り付けて利用できるChatLuckのガジェットを用意した（出典：ネオジャパン）
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　価格（税別）は、以下の通り。クラウド版は、1ユーザーあたり月額300円。最低契約数は5人。パッケージ版は、ルームライセンスが15万円（10ルームまで、ユーザー数無制限）、ユーザーライセンスが36万円（ルーム数無制限、100ユーザー）から。2年目以降は年額7万2000から。