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AI向けGPUサーバー「HPE Apollo 6500」に新モデル、NVIDIA HGX A100 8GPU搭載

2021年1月27日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE、日本法人名:日本ヒューレット・パッカード)は2021年1月27日、ディープラーニング(深層学習)などのAI用途に適したGPU搭載サーバー機の新モデル「HPE Apollo 6500 Gen10 Plus System」を発表した。同日販売を開始した。新モデルでは、NVIDIA HGX A100を搭載するなどハードウェアスペックを高めた。価格(税別)は、最小構成で502万5000円。

写真1:HPE Apollo 6500 Gen10 Plus Systemの外観写真1:HPE Apollo 6500 Gen10 Plus Systemの外観
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 HPE Apollo 6500 Gen10 Plus Systemは、GPUを搭載したAI用途のPCサーバー機である(関連記事AI向けGPUサーバー「HPE Apollo 6500 Gen10」、業務システム向けに運用管理性を確保)。6Uラックマウント型の筐体に、NVLink接続で最大8基、PCI Express接続で最大16基のGPUを搭載する。CPUにはAMD EPYC 7002シリーズを採用した。

 汎用PCサーバー機をベースに構成し、汎用PCサーバーと同等の運用管理性を確保している。例えば、筐体はラックマウント型であり、汎用ラックに搭載できる。OSは、標準のLinux OSが動作する。汎用PCサーバーと同等に使えることから、ディープラーニングを活用した外観検査など、一般的なユーザー企業のAI(人工知能)業務システムに適する。

 既存モデルと比べて、ハードウェアのスペックを高めた。GPUはNVIDIA A100で、米NVIDIAの前世代「NVIDIA V100」と比べてAI用途での性能が20倍に高まったとしている。GPUは、上位モデルの場合、NVLink接続のNVIDIA HGX A100 8GPUまたはPCI Expressカード×最大16基のいずれかを搭載する。

 同社では、GPUの性能をVPNを介してリモートから検証できるベンチマークセンター(日本ヒューレット・パッカード本社)に、NVIDIA HGX A100 8GPUを搭載したHPEApollo 6500 Gen10 Plus Systemを配備した。ユーザーは、これを利用することで、性能を体感できる。

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