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アシスト、リモート業務向けセキュリティ製品パッケージに脆弱性診断や不正ログイン検知などを追加

2021年3月5日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アシストは2021年3月5日、業務をリモートから遂行する際に必要なセキュリティ製品群をセットにしたパッケージ製品「セキュア・ワークスペース・ソリューション」を拡充した。特権ID管理/デスクトップ仮想化製品を組み合わせた基本パッケージの上位構成として、脆弱性診断や不正ログイン検知などの製品を追加したパッケージを用意した。ユーザーの環境に合わせて「エージェントプラス」「エージェントレス」「基本構成」の3構成をラインアップしている。

 アシストの「セキュア・ワークスペース・ソリューション」は、従来セキュリティルームにおいて担当者立ち合いの下で実施していたような機密性の高い業務を、社外からリモートアクセスを介しても安全に実施するためのセキュリティパッケージ製品である。同社は、テレワーク下においてもセキュリティレベル上、出社しなければならないような状況を解決するとしている(関連記事アシスト、重要な業務をリモートから安全に遂行できる製品、特権ID管理とVDIを組み合わせて提供)。

 2020年11月にリリースした最初の構成で、パッケージの要素技術として、特権ID管理ツール「iDoperatoin」と、デスクトップ仮想化ツール「Ericom Connect」を用意した。これらを組み合わせることによって、セキュリティ対策を実施しつつ社外からリモートで業務を遂行可能な“仮想環境のセキュリティルーム”を構築した。

 今回、対象製品を増やした。iDoperationとEricom Connectに加えて、脆弱性診断ツール「Tenable」(関連記事)、ID管理クラウドサービス「Okta Identity Cloud」(関連記事)、特権IDによるファイルアクセス制御ツール「SHieldWARE」(関連記事)、統合ログ管理システム「Logstorage」を組み合わせている(図1)。

図1:複数のセキュリティ製品を組み合わせて、重要な情報を扱う業務をリモートから遂行できるようにしている(出典:アシスト)図1:複数のセキュリティ製品を組み合わせて、重要な情報を扱う業務をリモートから遂行できるようにしている(出典:アシスト)
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 上記のソフトウェア製品の組み合わせによって実現できる機能群として、画面転送によるデータ持ち出し禁止、証跡取得、ワークフロー、脆弱性チェック、不正ログイン検知、不正ファイルアクセスのリアルタイム検知、厳格な本人認証、などを、顧客ニーズに合わせて「エージェントプラス」「エージェントレス」「基本構成」の3種類の構成で提供する(表1)。

表1:7つのセキュリティ機能を3つのパッケージ構成で提供する(出典:アシスト)表1:7つのセキュリティ機能を3つのパッケージ構成で提供する(出典:アシスト)
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アシスト / 特権ID管理 / Tenable / Okta / Logstorage / 脆弱性診断 / IDaaS / ゼロトラスト

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