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ERP「GRANDIT」にSalesforce連携オプションを追加、2重入力などの手間を解消

2021年3月17日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

GRANDITは2021年3月17日、ERP(統合基幹業務システム)アプリケーション「GRANDIT Ver.3.1」のオプションとして、GRANDITとSalesforce.comを連携させられる「GRANDIT for Salesforce」を発表した。セールスフォース ・ドットコムが運営するビジネスアプリのマーケットプレイス「AppExchange」から提供する。

 「GRANDIT」は、国内のSIベンダー約60社が参加する次世代ERPコンソーシアム(現GRANDITコンソーシアム)が開発したERPアプリケーションである(関連記事ERP新版「GRANDIT Ver.3.1」、データ連携APIを搭載、商品マスターなどの桁数も拡張)。事業会社として設立したGRANDITがERPを開発し、コンソーシアムの参加企業が販売している。オンプレミス版のほかに、クラウド版も利用できる。

 2020年7月にリリースしたGRANDITの現行版(Ver.3.1)では、主要な営業支援システムと相互にデータ連携できるように、GRANDIT側にAPIを用意している。SFAなどの営業支援システムに登録した商談データと、GRANDITで管理する販売、会計、人事給与といったERPデータを、相互に連携できる。これにより、2重にデータを入力することなく、SFAとERPの領域を統合管理できる。

 今回、GRANDITのAPIを利用するオプション製品として、GRANDITとSalesforce.comのデータを連携させるGRANDIT for Salesforceを用意した(図1)。Salesforce.comに登録した営業活動データと、GRANDITに登録した基幹業務データを相互に連携できる。商談、販売、会計までの業務領域を、2重入力の手間を無くし、統合的に管理できるようになる。

図1:ERP「GRANDIT」とSalesforce.comとの連携イメージ(出典:GRANDIT)図1:ERP「GRANDIT」とSalesforce.comとの連携イメージ(出典:GRANDIT)
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●Next:GRANDIT for Salesforceの主な利用方法

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