東芝デジタルソリューションズは2021年4月6日、IoTデータやビッグデータの管理に適したデータベース管理システム「GridDB」のクラウドサービス「GridDB Cloud」を発表した。パブリッククラウド上で稼働させたGridDBをマネージドサービスとして提供し、データベースの構築や運用・監視の手間を省く。同日提供を開始した。価格(税別)は月額29万5000円からで、クレジットカードに加えて請求書による支払いに対応している。
東芝デジタルソリューションズのGridDBは、高頻度で大量に発生するIoTデータやビッグデータの管理に適した、スケールアウト型のデータベース管理システム(DBMS)である(関連記事:IoTデータに適したDBMS新版「GridDB Enterprise Edition 4.5」、商用版を1エディションに統合)。時系列データを効率よく蓄積可能なDBMSであることを訴求している。NoSQLデータベースだが、SQLインタフェースも備えている。
今回、GridDBをクラウド型で提供する新サービスとして、GridDB Cloudの提供を開始した。パブリッククラウド上でGridDBを稼働させ、これをマネージドサービスとして月額制で提供する。ユーザー側でのデータベースサーバーの構築や運用監視の手間を軽減できるとしている。
GridDB Cloudは、規模や用途に応じて、6つのモデルを用意している。サービスの利用を開始した後にデータが増えた場合は、モデルを変更したり、サーバーやストレージを追加したりできる。これにより、データベースサーバーの規模を拡張できる。
クラウド上で稼働することから、クラウド上で稼働するアプリケーションやパブリッククラウドが提供する各種のサービスから、WebAPIやJDBCを介してGridDBを呼び出して操作できる。
FluentdやAzure IoT Edgeと連携することで、IoT機器などからの時系列データをリアルタイム登録できる。Embulkを使えば、既存のデータを一括してバッチ登録できる。登録したデータは、GridDB Cloudの運用ツールでグラフ表示できる。Grafanaと連携してデータを可視化する使い方もできる。
東芝デジタルソリューションズ / GridDB / マネージドサービス / NoSQL / 時系列データベース
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