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IoTデータに適したDBMS新版「GridDB Enterprise Edition 4.5」、商用版を1エディションに統合
2020年10月20日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)
東芝デジタルソリューションズは2020年10月20日、IoTデータやビッグデータの管理に適したデータベース管理システム「GridDB」のラインアップを強化し、有料の新版「GridDB Enterprise Edition 4.5」を発表した。従来2つに分かれていたエディションを1つに統合するとともに、セキュリティ機能や運用管理機能を強化した。
東芝デジタルソリューションズの「GridDB」は、高頻度で大量に発生するIoTデータやビッグデータの管理に適した、スケールアウト型のデータベース管理システム(DBMS)である(関連記事:オープンソースのNoSQLデータベース「GridDB」にSQLインタフェースを追加)。時系列データを効率よく蓄積できるとしている。
GridDBには、商用ライセンスと無料ライセンス(オープンソースの「Community Edition 4.5」)がある。従来、商用ライセンスは、機能下位の「Standard Edition 4.3」と、機能上位の「Advanced Edition 4.3」の2つで構成していた。今回、商用ライセンスの2つのエディションを1つに統合し、新版「Enterprise Edition 4.5」とした(図1)。
図1:商用ライセンスを1つのエディションに統合するとともに、バージョンアップによってセキュリティ機能と運用管理機能を強化した(出典:東芝デジタルソリューションズ)拡大画像表示
新機能として、通信の暗号化やユーザー認証などのセキュリティ機能を強化した。さらに、統合運用管理ツールや運用コマンドなどの運用管理機能を強化した。新版ではさらに、1ライセンスでカバーするサーバー構成を小さくした。従来と比較して小規模なサーバー構成(低価格)で運用を開始でき、データ量の増大に合わせて細かくライセンスを追加できるようになった。
GridDB / 東芝デジタルソリューションズ / 時系列データベース / 3Dプリンター / NoSQL
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