[新製品・サービス]
セイコーソリューションズ、NTPサーバー「Time Server」のエントリーモデル「TS-2220」に長波JJYタイプを追加
2021年4月9日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)
セイコーソリューションズは2021年4月9日、ネットワークに接続したコンピュータなどに対して時刻情報を配信するNTPサーバー専用機「Time Serverシリーズ」のエントリーモデル「TS-2220」に「長波JJYタイプ」を追加すると発表した。同年6月1日から販売する。TS-2220はこれまでGNSSタイプとFMタイプの2タイプだったが、今回、標準電波を利用する長波JJYタイプが加わった。価格はオープン。
セイコーソリューションズの「TS-2220」は、NTPサーバー専用機「Time Serverシリーズ」のエントリーモデルである(写真1)。「TS-2120」の後継機種として2018年6月から提供して
写真1:Time Server TS-2220の外観(出典:セイコーソリューションズ)拡大画像表示
Time Serverシリーズは、時刻情報のソースとして、インターネット上にある上位のNTPサーバーではなく、GPS(全地球測位システム)などを利用する。企業内ネットワーク向けに、NTPの最上位層として運用することを想定している。インターネットに接続することなく、社内LANや工場などのIT機器の時刻情報を同期させることができる。
タイプに応じて利用できる情報ソースが異なる。TS-2220は発売以来、GPSなどの測位システムの電波を利用する「TS-2220-10」(GNSSタイプ)と、FMラジオ放送を利用する「TS-2220-30」(FMタイプ)の2タイプを提供してきた。今回、標準電波を利用する「TS-2220-40」(長波JJYタイプ)を追加した。エントリーモデルの長波JJYタイプとして、これまで「TS-2210-40」を提供してきたが、今回よりTS-2220のラインアップから選択できるようになった。
本体の形状は19インチラックマウント型で、幅425.5×奥行280×高さ44mm、重さは約3.1kg。定格電圧はAC100-240V。LANポートは、1000BASE-T×1。NTPサーバーの設定はLANを介したWebブラウザ経由または前面パネル操作で行う。
TS-2220の価格はオープンで、販売代理店によって異なる。参考情報として、前モデルであるTS-2210の標準価格は、GPSタイプ(販売終了)が59万8000円、FMタイプ(販売終了)が50万円、長波JJYタイプが45万円。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



