SCSKは2021年4月13日、ネットワークセキュリティのマネージドサービス「Smart One Access」を発表した。同年4月30日から提供する。パロアルトネットワークスのSASEプラットフォーム「Prisma Access」を、構築作業と24時間365日の運用保守対応を含むマネージドサービスとして提供する。販売目標として今後3年間で50社を掲げる。
SCSKの「Smart One Access」は、遠隔拠点やモバイル端末からWebやSaaSなどへのアクセスを管理する、SASE(Secure Access Service Edge)のマネージドサービスである。
IaaS上にNFV型で構築した次世代ファイアウォール(NGFW)が動作し、リモートアクセス用のVPN(IPsec、SSL-VPN)接続サービスと組み合わせて提供する。ユーザーは、拠点やモバイル端末からVPN経由でIaaSに接続し、IaaS上のNGFWを介して目的のサービスにアクセスする仕組みをとる(図1)。
図1:Smart One Accessの概要(出典:SCSK)拡大画像表示
Smart One Accessのベースは、パロアルトネットワークスのSASEプラットフォーム「Prisma Access」である(関連記事:パロアルト、拠点/テレワークを安全に保つSASEプラットフォーム新版「Prisma Access 2.0」をリリース)。SCSKは、Prisma Accessを利用するために必要な構成要素、構築作業、24時間365日の運用・保守対応をマネージドサービスとして提供する。
マネージドサービスとしての利用メリットをアピールする。構成パターンのパッケージ化などによる短期導入や、ユーザー数やネットワーク帯域の急増などに応じた迅速な拡張が可能である。ポリシー変更などの設定や運用保守をアウトソースすることでネットワークやセキュリティの担当者の作業負荷を軽減する。
各種のセキュリティ機能を提供する。統合脅威管理(UTM)、サンドボックス、DNSセキュリティ、SSL通信の検閲などの機能を、SCSKの推奨ポリシーでテンプレート化している。リモートアクセス機能は、グローバルで100以上のアクセスポイントから地理的に最も近いゲートウェイを自動で識別する。
SCSK / Prisma Access / SASE / Palo Alto Networks / マネージドサービス
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



