[事例ニュース]

デジタル世代向けホテル「プリンス スマート イン」で顔認証によるチェックインが可能に

恵比寿に続いて熱海にオープン、"非接触"を指向してITを積極的に活用

2021年4月21日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

プリンスホテルは2021年4月21日、デジタル世代をターゲットとした新たなホテルブランド「プリンス スマート イン」の2号店となる「プリンス スマート イン 熱海」を開業した。今回の2号店からは、顔認証によるスマートチェックインを導入した。

 「プリンス スマート イン」は、デジタル世代をターゲットとしたプリンスホテルの新たなホテルブランドである。AI技術などを導入した非接触型のサービスを基本としている。

 利用客は、スマートフォンアプリ「Prince Smart Inn公式アプリ」を使って、宿泊の予約やチェックアウトを行う。自身のスマートフォンをルームキーとして用いる。1号店は、2020年10月8日に開業した「プリンス スマート イン 恵比寿」(東京都渋谷区)である。

 今回、2号店として「プリンス スマート イン 熱海」(静岡県熱海市)を開業した。同ホテルでは、1号店で実現していたIT機能群(スマートフォンアプリによる宿泊予約やチェックアウト、ルームキー)に加えて、顔認証によるチェックインができるようになった(写真1)。NECがスマートフォンアプリに続き、顔認証システムを構築した。

図1:顔認証によるチェックインの様子(出典:NEC)写真1:顔認証によるチェックインの様子(出典:NEC)
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 スマートフォンアプリで事前に顔情報を登録しておくと、ホテルに設置したセルフチェックイン端末「スマーレ」(オムロン ソーシアルソリューションズ製)を介してチェックインできる。

 プリンス スマート イン 熱海ではまた、地元の商工会などの協力の下、ホテルロビーに設置したマップ型のデジタルサイネージで、熱海の最新グルメ情報や観光情報のほか、地元の推奨スポットを紹介していく。デジタルサイネージには、宿泊した客からの情報も反映する仕組みになっている(写真2)。

写真2:プリンス スマート イン 熱海のロビー(出典:プリンスホテル)
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