ダイレクトクラウドは2021年5月7日、同社が提供する法人向けクラウドストレージ「DirectCloud-BOX」のオプションとして、新たに「AI-OCR」機能を提供すると発表した。同年6月1日から提供する。文字情報の読み取りやテキストデータ化が可能になる。
ダイレクトクラウドの「DirectCloud-BOX」は、国内企業向けのセキュリティ要件を満たしながら、社員に利便性を提供する、法人向けクラウドストレージである。外出先や自宅からでも、安全に文書にアクセスできる。場所を選ばない働き方を支援する。
新たに追加したAI-OCRオプションは、手書き文字と活字を問わず、見積書、申込書、請求書などの帳票を読み取ってテキストデータ化する。帳票を読み取って入力する作業の工数を削減できる。
帳票をDirectCloud-BOXの指定フォルダにアップロードするだけで、CSV(カンマ区切り形式)ファイルとしてテキストデータ化できる(図1)。基幹システムとAPIで連携することで、帳票データを取り込む手間も削減できる。
図1:クラウドストレージ「DirectCloud-BOX」に追加したAI-OCR機能の使い方(出典:ダイレクトクラウド)拡大画像表示
データの暗号化とリアルタイム監視によって情報漏洩を防ぐセキュリティサービス「DirectCloud-SHIELD」と併用することで、機密性の高い契約書や申込書などのデータをより安全に管理・共有できる。
DirectCloud-BOXの価格(税別)は、最安価プラン「ベーシック」(ストレージ容量100GB)で月額1万円など。AI-OCRオプションの価格は、最安価プラン「スモール」の場合、初期費用が0円で、月額3万円から。AI-OCRのリクエスト単価は1件あたり3円で、リクエスト6000件までは月額料金だけで処理できる。
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