パーソルプロセス&テクノロジー(パーソルP&T)は2021年5月25日、クラウド型のERP(統合基幹システム)ソフトウェア「Microsoft Dynamics 365」の導入と評価・検証を支援する「Microsoft Dynamics 365向けスタートアップ・サービス」を発表した。「クラウドERPを導入したいが、業務に合うかどうか検証したい」と考えている中堅・中小企業に対して、ヒアリング、PoC(概念検証)の構築、評価、検証までを1カ月で実施する。
パーソルプロセス&テクノロジー(パーソルP&T)の「Microsoft Dynamics 365向けスタートアップ・サービス」は、マイクロソフトのクラウド型ERPソフトウェアであるDynamics 365の導入と評価・検証を支援するサービスである。
「クラウドERPが業務に合うかどうか検証したい」と考える中堅・中小企業に対し、対象業務のヒアリング、PoC(概念検証)環境の構築、評価、検証までを1カ月で実施する。
ユーザーは、同サービスを利用することで、Dynamics 365を適用した場合の利用イメージ(各機能が自社の業務でどのように使えるか)を短期間でつかんで、実際の構築・利用に進めることが可能になる。
専門のコンサルタントがユーザーの業務要件と課題をヒアリングする。そのうえで、PoC環境を構築し、業務フローに沿った標準パラメータを設定する。PoCでは、ユーザーと共に業務とのフィット&ギャップを確認する。運用開始後は、サポートやトレーニングを実施し、ユーザーだけで運用可能な水準になるまで支援を行う。
システム構築にあたっては、Power Platformを用いて、ERPと連携する業務アプリケーションを構築する。データ収集・解析の仕組みをローコードで構築できるPower Platformの特徴を生かすかたちで、現場の社員が簡単な操作でアプリケーションを開発できるとしている。