[新製品・サービス]
スーパーストリーム、銀行の入金取引明細を会計ソフトに取り込むオプション
2021年6月8日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)
スーパーストリームは2021年6月8日、会計ソフトウェア「SuperStream-NX 統合会計」のオプションとして、金融機関の入金取引明細情報をSuperStream-NXに取り込めるサービス「SuperStream-NX APIサービス 銀行口座API」を発表した。2021年6月上旬から提供する。価格(税込み)は、年額22万円で、導入費用が別途必要。販売目標は、2021年末までに1万社。
スーパーストリームは、会計ソフトウェア「SuperStream-NX 統合会計」のオプションとして、金融機関の入金取引明細情報をSuperStream-NXに取り込めるサービス「SuperStream-NX APIサービス 銀行口座API」を開始する。SuperStream-NX 統合会計上では、入金一覧画面から入金伝票を起票したり、債権との消し込み処理を行える。
金融機関から入金取引明細を取得する仕組みとして、マネーツリーの金融データプラットフォーム「Moneytree LINK」を利用する。Moneytree LINKを介することで、全国1100以上の金融機関を対象に、入金取引明細情報を加工/編集することなくSuperStream-NXに取り込める。
SuperStream-NXは、企業のバックオフィスの中核業務(財務会計、人事/給与)をカバーする業務アプリケーションである(図1)。注力する機能として、紙資料の電子化、システム間連携、FinTechによるペーパーレス/業務効率化などを挙げている。スーパーストリームは今後、金融機関とのデータ連携のニーズが高まりに合わせて、入金取引明細情報の取り込みだけでなく、 公共料金の仕訳などの機能も検討していく。
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