ALSOKは2021年6月11日、コロナ禍の下で密を避けたい店舗や施設に向けて、カメラ画像から混雑状況を判定し、これを店舗や施設のWebページやデジタルサイネージで表示できるサービス「ALSOK混雑状況配信サービス」を発表した。店舗や施設の利用者は、混雑しているかどうかをWebページなどで事前に確認できる。店舗は、混雑緩和を促しながら、感染症対策と集客を両立できる。
「ALSOK混雑状況配信サービス」は、コロナ禍のもとで密を避けたい店舗や施設に向けて、カメラ画像から混雑状況を判定し、これを店舗や施設のWebページやデジタルサイネージで表示するサービスである(図1)。店舗や施設の利用者は、混雑しているかどうかをWebページなどで事前に確認できる。
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簡単に使い始められる。カメラ映像を映した管理画面上で、混雑しているかどうかを判定したいエリアと、混雑レベルのしきい値を設定する。これにより、URLが生成される。このURLを、店舗や施設のWebページやデジタルサイネージに貼り付けることで、Webページやデジタルサイネージにリアルタイムな混雑状況をマークで表示できる。
検知エリアを柔軟に設定できる。カメラ1台あたり最大4つまでエリアを分割して分析できる。また、ホームページに配信する単位も、複数のカメラの合計人数で混雑状況を変化させることが可能である。エリア単位や施設全体など、各種の粒度で混雑状況を把握できる。
カメラ映像は、警備用に設置してある画像センサーや防犯カメラの映像をそのまま利用できる。これをクラウド上で分析する仕組み。同サービスのために分析装置などを購入する必要がない。利用したい期間だけ利用できる。
価格(税込み)は、カメラ1台あたりの解析費用(1日12時間、5分に1回の解析の場合)が、月額1万1000円。