みんなの銀行(本社:福岡県福岡市)は、会計システムとして「Oracle Fusion Cloud Enterprise Resource Planning」を2021年1月に稼働開始した。同行は、クラウドERPとして運用・保守コストが低い点と、90日ごとの機能アップデートによって新技術を利用できる点を期待する。日本オラクルが2021年6月14日に発表した。
みんなの銀行は、2021年5月28日よりサービス提供を開始した、ふくおかフィナンシャルグループ子会社のインターネット専業銀行である(関連記事:インターネット専業銀行「みんなの銀行」がサービスを開始、スマホアプリで即座に口座を開設)。利用者は、口座の開設や各種銀行サービスをオンラインで利用できる。
システム上の特徴の1つは、勘定系システムの稼働環境にGoogle Cloudを採用した点である。同行は、サービス提供開始に先立つ2021年1月に、会計システムを稼働させている。その稼働基盤に、クラウドERPの「Oracle Fusion Cloud ERP」を採用した。みんなの銀行は、運用・保守コストが低い点と、90日ごとの機能アップデートによって新技術を使えるようになる点を期待している。
「SaaSであることから、新たな金融サービスを検討する際に、インタフェースなどの開発コストを抑えることができる。これにより、新たな金融サービスを迅速に提供できる。勘定系システムから顧客の取引データを取得してOracle Fusion Cloud ERPに蓄積することで、データの分析もできる」(同行)
今回、総勘定元帳を会計システムに集約した。これにより、勘定系システムに影響されることなく、会計制度の変更に対応できるようになった。外部環境の変化に対し、柔軟かつ迅速に対応できる体制を整えた。
みんなの銀行 / Oracle Fusion Cloud ERP / クラウドERP / ふくおかフィナンシャルグループ / 金融 / Oracle
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