ネットワールドは2021年7月16日、米Super Micro Computer(日本法人:スーパーマイクロ)のサーバー「Supermicro」の販売を開始した。最初の製品として、データバックアップソフトウェア「Veeam Backup & Replication」を組み合わせたバックアップ用途のパッケージシステムの販売を同日に開始した。価格(税込み)はRAID5構成で容量40TB相当のバックアップ環境が248万円。
ネットワールドは、米Super Micro Computer(日本法人:スーパーマイクロ)のサーバー「Supermicro」製品の販売を開始した。Supermicroサーバーのラインアップには、HPCやAI/マシンラーニング向けにGPUを搭載した製品や、組み込み/IoT向け、ストレージ構築向けの製品などがあり、用途に適した性能・機能のモデルを選択できる。
国内提供にあたってネットワールドは、複数のモデルの中から、ユーザーの要件に適したモデルと構成を選定するサイジング作業を支援する。また、初期不良への対処として「出荷前エイジングサービス」を標準で提供する。同サービスでは、調達したサーバーに電源を入れて1~2日間、実際に稼働させて問題なく動くことを確認する。
最初の製品として、SSD搭載の大容量ストレージ構成が可能なストレージサーバーに、データバックアップツール「Veeam Backup & Replication」を組み合わせたバックアップ用途のパッケージシステムを用意した(写真1)。
バックアップサーバー用途パッケージの主な構成は、表1のとおりである。
ベースとなるサーバー機 | Supermicro SSG-6029P-E1CR12T |
---|---|
CPU | Intel Xeon Silver 4210×2 |
メモリー | 64GB |
バックアップ用ストレージ | 10TB×5(SAS接続HDD) RAID5構成、容量40TB相当 |
OSインストール用ストレージ | 480GB×2(SATA接続SSD) |
データバックアップソフトウェア | Veeam Backup & Replication(サブスクリプション型×1ライセンス) |
価格(税込み) | 248万円 |
提供開始日 | 2021年7月16日 |