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KDDI、BRMSで契約事務処理を自動化、申込書の確認工数を月間1300時間削減

2021年8月4日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

KDDIは、法人向け事業の契約事務処理を自動化・効率化するため、業務ロジックをアプリケーションから分離して管理するBRMS(ビジネスルール管理システム)ソフトウェア「Progress Corticon」(開発元:米Progress Software)を利用している。法人向けモバイルサービスの申込書のチェック業務において、月間で約1300時間、8.7人月を削減し、システム導入前と比較して約71%の工数削減を図った。Progress Corticonを販売するアシストが2021年8月4日に発表した。

 KDDIは、法人向け事業の契約事務処理を自動化・効率化するため、業務ロジックをアプリケーションから分離して管理するBRMS(ビジネスルール管理システム)ソフトウェア「Progress Corticon」(米Progress Software製)を利用している(関連記事アシスト、ビジネスルール管理システムの新版Progress Corticon 6.1、データ接続を強化)。

 契約情報の登録作業自体の自動化や、企業向けイントラネットサービスのエリア判定の自動化など、現時点で23業務にProgress Corticonを導入し、全体で1カ月あたり約1884時間の工数削減を図っている。

 例えば、法人向けモバイルサービスの申込書をシステム登録する前の不備チェックでは、従来は各担当者が目視と手作業で行っていたチェック作業を、約1100に及ぶルールで自動化。月間で約1300時間、8.7人月を削減し、システム導入前と比較して約71%の工数削減を図った(図1)。

図1:登録精査作業自動化の例(出典:KDDI)
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 KDDIの法人営業の契約事務部門では、大量かつ煩雑な処理を速く確実に対応する必要があり、帳票作成ツールや申込申請Web、RPAなど、各種のツールを開発して適用していた。しかし、RPAは、プロセスの途中で人間による判断が介在することが課題だった。こうした中、情報システム部門から判断作業を自動化できるBRMSとしてProgress Corticonの推薦を受けて採用した。

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