KPMGコンサルティングは2021年8月23日、コンサルティングサービス「デジタル成熟度診断 for アフターコロナ」を発表した。ユーザー企業のデジタル成熟度を診断する。デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進状況のインタビューと情報収集、ベンチマーク、評価・分析に基づいて、ユーザーの課題を特定して施策を立案する。
KPMGコンサルティングの「デジタル成熟度診断 for アフターコロナ」は、ユーザー企業のデジタル成熟度を診断するサービスである。「デジタル成熟度診断ツール」を用いてデジタル活用状況を可視化する。これを基に、DXの推進計画を立案して実行を支援する。
診断結果として、図1のような評価項目別のスコアを表示する。KPMGが持つグローバルデータの平均値と比較し、ギャップ(強みと弱み)を可視化する。抽出した課題を基に解決策となるデジタル施策の仮説を立て、3~5年で改善できるようにロードマップとプランを策定する。
図1:デジタル成熟度診断の結果例。評価項目別のスコアを表示する(出典:KPMGコンサルティング)拡大画像表示
ユーザー企業は、DXの成熟度を見える化できるだけでなく、課題の抽出、デジタル施策の導出と検証、施策実行の優先度決定と計画化など、DXの準備プロセスを体験・学習する。これにより、将来的な自走化の素地を醸成するとしている。
診断にあたっては、ユーザー側の経営企画部門/業務改革部門と、KPMGのメンバーとで、ワンチームでプロジェクトを推進する。企業の中期経営計画や事業戦略、これに至る検討資料を事前に分析することによって、重点テーマを4~5つ設定する。
「デジタル成熟度診断ツール」を使って担当者へのインタビューを実施する。これにより、ベンチマーク(判断基準とするため各国企業のデータを基に算出したグローバル平均値)との比較などを行う。診断はすべてリモートで実施できる。
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