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日立システムズ、「プロセスマイニングによる業務DX支援サービス」を提供

2021年10月7日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日立システムズは2021年10月7日、「プロセスマイニングによる業務DX支援サービス」の提供を開始した。プロセスマイニングツール「Celonis Execution Management System」(Celonis EMS)を活用し、ユーザー企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する。ユーザーのニーズと活用シーンに合わせた5つのメニューを整備。業務プロセスの可視化に必要となる、煩雑なデータの準備の段階から、日立システムズのエンジニアが全面的に支援する。販売目標として、2025年度までに40億円を掲げる。

 日立システムズの「プロセスマイニングによる業務DX支援サービス」は、プロセスマイニングツールの「Celonis Execution Management System」(Celonis EMS)を用いてユーザー企業のデジタル変革を支援するSIサービスである。SAP S/4HANAの移行など、レガシーシステムの刷新やモダナイゼーションをミッションとして抱えている企業向けに提供する。

 Celonis EMSは、業務プロセスのログデータを用いて、業務の発生回数や業務間のリードタイム、逸脱している業務パターンを可視化する(画面1)。主要な業務の流れを動線で確認でき、手戻りとなっている箇所や繰り返し作業が発生している部分を容易に抽出できる。

画面1:Celonis EMSによる業務プロセス可視化イメージ(出典:日立システムズ)画面1:Celonis EMSによる業務プロセス可視化イメージ(出典:日立システムズ)
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 日立システムズは、ユーザー企業向けに4サービス、コンサルティング企業向けに1サービスを整備している。ユーザー企業向けのサービスでは、Celonis EMSの適用可否を無料で検証する作業、イベントデータの準備作業、システム刷新時の業務分析作業、年間ライセンスの導入支援作業、導入後の運用支援までをワンストップで支援する。

 特徴は、業務プロセスの可視化に必要となる、煩雑なデータの準備の段階から、日立システムズのエンジニアが全面的に支援することである。日立システムズによると、イベントデータの準備(データ前処理)は、プロセスマイニング全体の工数の約80%を費やす。この一方で、プロセスマイニングツールを提供するベンダーのほとんどがデータ準備作業をユーザー作業と位置付けているのが現状だと指摘する。

 4つのユーザー向けサービスの概要は、以下のとおりである(図1)。

図1:「プロセスマイニングによる業務DX支援サービス」の概要(出典:日立システムズ)図1:「プロセスマイニングによる業務DX支援サービス」の概要(出典:日立システムズ)
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 「適用可否検証サービス(無償)」は、SAPなどのERPパッケージシステムや、スクラッチ開発システム、レガシーシステムなどへのCelonis EMSの適用可否を無料で検証する。特に、システムによってイベントデータの構造が異なるスクラッチ開発システムについては、日立システムズで蓄積したスクラッチ開発システムへの適用ノウハウを活用し、ユーザーシステムのイベントデータを調査し、どのように整理を行えばプロセスマイニングによる分析が可能となるかを提案する。

 「スポット業務分析サービス(個別見積もり)」は、プロセスマイニングを活用した業務改善の費用対効果を検証したいユーザーや、期や年度ごとなど定期的な分析を希望するユーザー、システム刷新に向けた上流工程で活用したいユーザーを対象とした、スポットでの業務分析サービスである。価値検証を希望するユーザーは、1つのプロセス(1~2システム)を対象に分析を実施することで、本番導入時と同様の業務改善のサイクルを体験できる。

 「年間ライセンス導入支援サービス(個別見積もり)」は、導入目的や業務の分析内容に応じて、年間ライセンスのプランを提案する。また、ユーザーのソースシステムとプロセスマイニングツールをリアルタイムに接続する環境の構築を支援する。

 「運用支援サービス(個別見積もり・トレーニングサービス有)」は、導入後の継続的なプロセスマイニング推進体制の確立を支援する。業務改善分析支援では、年間ライセンス導入後の1サイクル目(期間3カ月が目安)は日立システムズが主体となって手厚く支援し、2~3サイクル目で徐々に介入度を下げながら伴走、最終的にはユーザーが主体となる運用を目指す。

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