アフィリエイトサービス事業者のファンコミュニケーションズ(本社:東京都渋谷区)は、同社が運営する広告配信ネットワークサービスのデータ分析基盤として、インメモリー型分散データベース「Oracle MySQL Database Service HeatWave」を導入した。既存データベースから移行し、データ分析性能を10倍に向上させ、成果報酬型広告に求められるリアルタイム分析を実現したとしている。日本オラクルが2021年11月12日に発表した。
アフィリエイトサービス事業者のファンコミュニケーションズは、広告配信ネットワークサービスを支える基幹データベースとして、2019年10月からOracle Autonomous Transaction Processingを導入している。
今回新たに、広告の成果や決済サービスの計算に使うデータ分析基盤に、「Oracle MySQL Database Service HeatWave(MySQL HeatWave)」(図1)を導入した。アプリケーションを作り変えることなくデータベース部分を他社クラウドから移行し、データ分析性能を10倍に高めたとしている。
図1:「Oracle MySQL Database Service HeatWave(MySQL HeatWave)」のイメージ(出典:SCSK)拡大画像表示
最適なチャネルなどを数秒で決定するインターネット上の成果報酬型広告に求められるリアルタイム分析を実現するためには、数十億規模のレコードから、複数条件での検索を瞬時に実行し、数百万件の検索、集計を迅速に実行できる性能と拡張性が求められる。ファンコミュニケーションズはこれまで、他社サービス上で分析基盤を稼働させていた。ここでは、広告主やパブリッシャーの増加、チャネルの多様化によるデータ量の急激な増加にともない、データ分析の処理速度が低下し、性能向上には大幅なコストを要することが課題だった。
こうした経緯から、データ分析基盤のデータベースを、MySQL HeatWaveに移行した。移行前の検証では、既存システムと比較して高い性能と拡張性を追加コスト不要で実現できることを確認した。移行後は、既存アプリケーションがそのまま利用でき、クエリー実行時間を高速化できたほか、スペック不足によって実行できなかったクエリーも実行できるようになった。
ファンコミュニケーションズでは、「他社のクラウドデータベースからアプリケーションを変更することなくMySQL HeatWaveに移行し、性能が10倍向上し、コストも削減できた。リアルタイムな分析基盤を実現できたことで、広告成果のレポーティング新機能をリリースすることができた。今後もニーズに合ったレポ-ティングや分析機能やサービスを充実させていく」と評価している。
ファンコミュニケーションズ / MySQL HeatWave / Oracle / MySQL / RDBMS / インメモリー / Oracle Autonomous Transaction Processing
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