[新製品・サービス]
SCSK、SASEサービス「Smart One Access」に運用監視オプションを追加
2021年12月3日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)
SCSKは2021年12月1日、フルマネージド型SASEサービス「Smart One Access Powered by Prisma Access」に運用監視オプションを追加した。SASEのセキュリティログを24時間365日体制で監視し、検知したインシデントを通知する。運用監視は、今回SCSKと協業したSIベンダーのサービス&セキュリティ(SSK)の専門家チームが実施する。
SCSKの「Smart One Access Powered by Prisma Access」は、遠隔拠点やモバイル端末から安全にインターネットにアクセスするためのSASE(Secure Access Service Edge)サービスである。
IaaS上でNFV(仮想アプライアンス)型の次世代ファイアウォールを動作させ、リモートアクセス用のVPN(IPsec、SSL-VPN)接続サービスと組み合わせて提供する。ユーザーは、拠点やモバイル端末からVPNでクラウドに接続し、クラウド上の次世代ファイアウォールを介してインターネットにアクセスする。
ベースは、パロアルトネットワークスのSASEサービス「Prisma Access」である(関連記事:拠点/テレワークを安全に保つネットワークサービスの新版「Prisma Access 2.0」/SCSK、パロアルトのSASEプラットフォームをマネージドサービスで提供)。Prisma Accessを利用するために必要な構築作業、24時間365日の保守対応、ポリシー変更などの運用オペレーションなどを提供する。ユーザーは、Smart One Accessを利用することで、Prisma Accessによるファイアウォールやリモートアクセスの運用をアウトソースすることができる。
今回、Smart One Accessに運用監視オプションを追加した。Smart One Accessのセキュリティログを24時間365日体制で監視し、検知したインシデントを通知する。月次で、セキュリティエンジニアによる分析結果レポートも提供する。運用監視は、今回SCSKと協業したサービス&セキュリティ(SSK)の専門家チームが実施する(図1)。
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