日立ソリューションズは2021年12月9日、「Google Cloud 導入・活用支援ソリューション」を提供すると発表した。同年12月10日から提供する。価格は、個別見積もり。これまでもAmazon Web Services(AWS)とMicrosoft Azureに対して導入・活用支援サービスを提供していたが、Google Cloudに対しても同様のサービスを開始する。
日立ソリューションズの「Google Cloud 導入・活用支援ソリューション」は、ネットワークやセキュリティの設計から、Google Cloudの導入、本稼働までをワンストップで提供するSIサービスである。ユーザーのニーズに応じて、関連製品・サービスの提案やシステム構築も行う。オンプレミス上で稼働しているSAP ERPのクラウドへの移行も、経験を持つ技術者が支援する。
日立ソリューションズはこれまで、Amazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureの導入・運用支援サービスを提供してきた。今回、Google Cloudをクラウドのサービスのラインアップに追加する。同時に、企業のニーズに応じて、BIツールによるデータの可視化や、AIによるデータ分析、 Google Maps Platformによる位置情報の活用なども、Google Cloudと組み合わせて提供する。
「データドリブン経営では、社内のデータを一元的に管理するデータウェアハウス(DWH)が必要。Google Cloudは、フルマネージド型DWH「BigQuery」やマシンラーニングを利用できる「AutoML」などのサービスを提供しており、データドリブン経営のデータ基盤に適している」(同社)。