マクニカは2021年12月9日、IoT機器向けモバイル通信サービス「Macnica Connectivity for Cellularソリューション」を発表した。eSIMに対応したIoT機器が対象で、プリペイド型で利用できる。国内主要キャリアのモバイル通信網をマルチプロファイルで利用できる。価格(税別)は、データ容量500MBで1980円。マクニカはこれに合わせて、IoT機器に組み込むためのeSIMの販売も開始した。
マクニカの「Macnica Connectivity for Cellularソリューション」は、IoT機器向けのモバイル通信サービスである。eSIM対応のIoT機器で利用できる。グローバル206カ国(2021年8月現在)の通信キャリアを選択可能で、1つのSIMで通信キャリアを切り替えて運用できる。国内主要キャリアのモバイル通信網を利用できる。
プリペイド型で提供し、価格はデータ容量500MBで1980円。仮に、1年あたり100MB、5年間でデータを使い切る場合、1年あたり396円の計算になる。データを使い切った際はデータの追加も可能である。
マクニカは今回、IoT機器向けモバイル通信サービスの提供に合わせ、IoT機器向けのeSIMの販売も開始した。IoT機器に挿入するカードタイプと、IoT機器の基盤に実装する半導体タイプの2種類のeSIMを用意している。IoT機器の製造業者は、用途に応じてこれらを使い分けられる。