[新製品・サービス]
オプティム、クラウドAI画像解析サービス「OPTiM AI Camera」を強化、管理下のカメラ画像を一覧可能に
2022年1月6日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)
オプティムは2022年1月6日、クラウドAI画像解析サービス「OPTiM AI Camera」を強化した。新たに「マルチビューアー」機能など3つの機能を追加した。マルチビューアー機能では、管理画面からカメラの撮影画像(静止画)を一覧で確認できるようになった。これにより、飲食・小売店の系列店舗の状況確認など、遠隔地管理の利用シーンが広がった。
OPTiM AI Cameraは、既設の監視カメラを使いつつクラウドで画像を解析可能な、AI画像解析サービスである。画像解析のためのハードウェアを導入せずに利用できる。人数のカウントや混雑状況の可視化などによって、デジタルマーケティングや感染症対策を支援する。飲食店やスタジアム、イベント会場などに向く。
今回、新たに3つの新機能を追加した。(1)「マルチビューアー」機能、(2)「背景画像 昼・夜切替え表示」機能、(3)「詳細モード - 検知レベル設定」機能、である。
(1)マルチビューアー機能は、カメラの撮影画像(静止画)をリアルタイムに一覧する機能である(図1)。従来は、匿名化画像(あらかじめ登録した背景画像上に、カメラの撮影画像から人物を抽出・加工して表示)しか見られなかった。新たに、抽出・加工していないカメラ画像を確認できるようにした。これにより、飲食・小売店の系列店舗の状況確認など、遠隔地管理の利用シーンが広がった。
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(2)背景画像 昼・夜切替え表示機能は、匿名化画像の背景画像を、昼(8時~17時)と夜(17時~8時)で切り替える機能である(図2)。これまでの匿名化画像は、時間帯に関わらず同じ背景画像であるため、夜に確認しても昼の背景画像となってしまい、違和感があった。新たに、時間帯に応じて店内の雰囲気がより伝わりやすくなった。
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(3)詳細モード - 検知レベル設定機能は、詳細モード(検知距離が短く、人物をシルエットで匿名化が行える)において、AIが人物を検知するレベルを3段階で設定する機能である。カメラの設置場所に応じて、より細かい設定が可能になった。
OPTiM AI Cameraの価格(税別)は、以下の通り。「基本ライセンス」は、月額2980円。1ライセンスで同時に解析できるカメラ台数は1台で、APIコール回数1万回分/月を含む。「表示埋め込み利用数オプション」は、APIコール回数を10万回追加するオプションで、月額980円。
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