米Automation Anywhereは2022年1月7日（米国現地時間）、プロセスマイニングツールベンダーの米FortressIQ（フォートレスアイキュー）を買収する契約を締結したと発表した。RPAとプロセスマイニングを組み合わせることによって、業務を自動化する取り組みをこれまで以上に進めるとしている。
RPAツール「Automation 360」を提供する米Automation Anywhereは、プロセスマイニングツールベンダーの米FortressIQ（フォートレスアイキュー）を買収する。RPAとプロセスマイニングを組み合わせることで、自動化できるプロセスや自動化すべきプロセスを、素早く正確に把握できるようになるとしている。
プロセスマイニングツールの「FortressIQ」は、プロセスディスカバリ/プロセスマイニング機能を提供する。操作ログや画面遷移から業務プロセスを分析し、業務のボトルネックを特定。そのうえで、自動応答や定型作業を自動化するプログラム（Microsoft Power Automateで動作）を自動生成する（画面1、関連記事：日立ソリューションズ、業務プロセス分析、業務自動化、業務テンプレートで継続的に業務を改善するサービス）。
画面1：プロセスマイニングツール「FortressIQ」の管理画面（出典：日立ソリューションズ）拡大画像表示
「RPAの需要が増す中で、RPAの一部であるプロセスディスカバリ/プロセスマイニングの需要が高まっていることを挙げる。プロセスディスカバリ/プロセスマイニングは、複数のアプリケーションや多数の社員にまたがった複雑なプロセスを特定し、マッピングし、分析するために不可欠である」（Automation Anywhere）
