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クラスメソッド、AWS導入支援サービスを拡充、セキュリティリスク検出や障害復旧支援を標準サービス化

2022年1月21日(金)IT Leaders編集部

クラスメソッドは2022年1月20日、AWS導入支援サービス「クラスメソッドメンバーズ」を2月1日付で強化すると発表した。AWS利用費5%割引や請求書払いといった従来のサービスに加えて、セキュリティ対策や障害発生時のサポートなどを標準サービス化した。また、AWSアカウントを新規に取得するユーザーに対しては、AWSのセキュリティサービスを活用した対策を初期設定する「セキュアアカウント発行サービス」も提供する。

 クラスメソッドの「クラスメソッドメンバーズ」は、AWS(Amazon Web Services)の導入支援サービスである。ユーザー企業がAWSを利用する際に必要な、各種の申請や支払い処理をクラスメソッドが代行する。複数アカウントの支払いを1本にまとめ、これを請求書支払いで利用できるようにするほか、AWS利用費の一律5%割引や、運用サポート、クラウド保険などが付帯する。

図1:AWS総合支援「クラスメソッドメンバーズ」のサービス内容(出典:クラスメソッド)図1:AWS総合支援「クラスメソッドメンバーズ」のサービス内容(出典:クラスメソッド)
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 今回、クラスメソッドメンバーズの内容を拡充した(図1)。標準で提供するサービスとして、リスクのある設定を検出した際のアラート通知、不正アクセスなどインシデント検知時の対応(アラート通知、初期調査支援、操作履歴の保存・保護)、AWS大規模障害発生時の通知・情報提供およびビジネス復旧に向けた支援などを追加した。

 また、新規にAWSアカウントを発行するユーザー企業に向けたセキュリティ対策として「セキュアアカウント発行サービス」が加わった。ユーザー側が責任を持って実施すべき設定をベストプラクティスに沿って事前に適用する。各種設定値をセキュリティを考慮した最適化、Amazon GuardDutyやAWS Security Hubなどのセキュリティ機能の有効化・最適化、セキュリティサービス運用ガイドの提供などが含まれる。

 クラスメソッドメンバーズの利用によって、AWSの利用におけるインシデントの発生や被害の深刻化を未然に防げるとアピールしている。インシデント相談は、スパム送信やポートスキャン、サービス拒否(DoS)攻撃などの不正利用、認証情報の漏洩など多岐にわたる。

 同社が過去1年間に受けたインシデント相談について、インシデント発生時のAWS利用状況を分析したところ、Amazon GuardDutyなどのAWSサービスを適切に設定し使用することで回避または早期対処ができたケースが約80%になるという。

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