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住友電工情報システム、「楽々Webデータベース」がワークフロー機能を強化

2022年4月28日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

住友電工情報システムは2022年4月28日、Webデータベース簡易作成ソフトウェア「楽々Webデータベース」をバージョンアップしたと発表した。新版は同年4月17日から提供している。新たに、クラウド版にワークフロー機能を追加したほか、オンプレミス版は電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII」と簡単に連携できるようにした。

 住友電工情報システムの「楽々Webデータベース」(楽々WDB)は、ExcelファイルをWebアプリケーション化するローコード開発ツールである。「Excelファイルを配布して、データを書き込んでもらって収集する」といった業務を、Webアプリケーションに置き換える。クラウドサービス版とオンプレミス版がある関連記事住友電工情報システム、楽々Webデータベースにクロス集計ダウンロード機能を追加)。

 新版では、ワークフロー機能を強化した(画面1)。

画面1:楽々Webデータベースで作成した見積書作成申請画面の例(出典:住友電工情報システム)画面1:楽々Webデータベースで作成した見積書作成申請画面の例(出典:住友電工情報システム)

 クラウド版においては、オプションでワークフロー機能を追加した。見積書の作成業務において、担当者が見積書を作成して申請し、上長が承認するといったワークフローをオンラインで実現できる。また、事務作業において「作業申請、承認、作業実施、作業完了報告、承認、業務完了」といったワークフローを管理し、個々の作業の進捗状況や全体の作業状態を簡単に確認できるようになる。

 オンプレミス版においては、別製品の電子承認・電子決裁ソフトウェア「楽々WorkflowII」と簡単に連携できるようにした。以前は、楽々Webデータベースと楽々WorkflowIIそれぞれに連携設定が必要だったが、今回のバージョンアップにより、楽々Webデータベース側で設定を行うだけで連携できるようになった。承認者は、楽々Webデータベースのアプリで開始したワークフローの承認作業を、普段と同じ楽々WorkflowIIの画面で行える。

 価格(税別)は、クラウド版のスターターパックが月額1万円から。オンプレミス版は要問い合わせ。オンプレミス版の稼働OSは、Windows ServerまたはRed Hat Enterprise Linux。WebアプリケーションサーバーはApache Tomcat。データを格納するデータベース管理システム(RDMS)はPostgreSQL。

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住友電工情報システム / 楽々Webデータベース / ローコード / Excel / 楽々Workflow

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