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メールセキュリティゲートウェイ新版「MailGates V6」、URLで指定したファイルもウイルス検査

2022年5月11日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

サイバーソリューションズは2022年5月11日、メールセキュリティゲートウェイソフトウェア新版「MailGates V6」を発表した。同年6月1日から販売する。標的型攻撃対策や情報漏えい対策などのセキュリティ機能に注力したメールサーバー製品である。今回の新版ではウイルス対策機能を強化し、メール本文や添付ファイル内にあるファイルダウンロードURLについても事前にウイルスチェックをかけるようにした。

 サイバーソリューションズの「MailGates」は、セキュリティ機能に注力したメールサーバーソフトウェアである。マルウェア対策、迷惑メール対策、フィッシング対策、なりすまし対策、メール誤送信対策、メール暗号化などの機能群を提供する(関連記事メールサーバーソフト新版「MailGates V5」、クラウド型サンドボックスとDMARC対応)。

 今回の新版(V6)では、ウイルス対策機能を強化した。メール本文や添付ファイル内にあるファイルダウンロードURLについても、事前にウイルスチェックをかけるようにした。

 メール本文に含まれるURLについては、MailGates上でURLにアクセスしてファイルをダウンロードし、ウイルスかどうかを調べる。ダウンロード前にファイルのウイルスチェックが可能になる。サンドボックス機能を契約している場合は、ディープラーニングを利用したふるまい分析も併用可能。

 メール添付ファイル内にあるURLについては、複数のデータベースと照合し、添付ファイル内に危険なURLが埋め込まれていないかを事前にチェックする。

 新版ではさらに、自社の攻撃状況の詳細が分かるレポート機能も追加する(画面1)。詳細レポートをチェックすることで、自社の中で誰がどのような外部からの攻撃を受けているかが分かる。

画面1:自社のウイルス攻撃状況が分かるレポート画面(出典:サイバーソリューションズ)画面1:自社のウイルス攻撃状況が分かるレポート画面(出典:サイバーソリューションズ)
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 なお、今回MailGates V6に実装した新機能群は、クラウドサービス「CYBERMAIL Σ」。「MAILGATES Σ」と「Cloud Mail SECURITYSUITE」にも順次実装する。

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サイバーソリューションズ / MailGates / メールセキュリティ / マルウェア対策

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