[新製品・サービス]
アシスト、社内ファイルサーバーや各種クラウドストレージへのアクセスを集約する「Citrix ShareFile」を販売
2022年5月13日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)
アシストは2022年5月13日、ハイブリッド型オンラインストレージサービス「Citrix ShareFile」(開発元:米Citrix Systems)の販売を開始した。エンドユーザーは、Citrix ShareFileが提供する共有フォルダを介して、Dropboxなど各種クラウドストレージサービスやオンプレミスのファイルサーバーにアクセスする。価格(税別)は、最安価エディション「Standard」が最小構成の5指名ユーザーで年額10万6000円。
アシストが今回販売を開始した「Citrix ShareFile」は、シトリックス・システムズ・ジャパンが提供する、複数のリモートストレージへのアクセスを仲介するハイブリッド型オンラインストレージサービスである。エンドユーザーは、Citrix ShareFileが提供する共有フォルダを介して、Dropboxなど各種クラウドストレージサービスやオンプレミスのファイルサーバーにアクセスする(図1)。
図1:「Citrix ShareFile」の概要(出典:アシスト)拡大画像表示
クラウドストレージとして、シトリックスのクラウドストレージ(容量無制限)と他社製クラウドストレージ(SharePoint Online、OneDrive for Business、box、Google Drive、Dropbox)に接続可能である。また、専用の中継サーバーソフトウェア(Windows Server+IISで動作)を介してオンプレミスのファイルサーバーにも接続可能である。ストレージごとにフォルダが分かれているので、フォルダを指定して所望のストレージにアクセスする。
Citrix ShareFileの共有フォルダには、Webアプリケーション画面、またはWindows/Macのファイラ経由でアクセスする。モバイルデバイス(iOS、iPadOS、Android)からアクセスするためのアプリケーションも用意している。
WindowsやMacに専用のクライアントソフトウェアをインストールすると、Citrix ShareFileの共有ドライブをOS配下のドライブとして扱える。これにより、Explorer(Windows)やFinder(Mac)から、ローカルドライブと同様にCitrix ShareFileの共有ドライブにアクセスできる。また、ローカルフォルダとShareFileフォルダを同期させる設定も可能である。
社外とのファイル共有も可能である。アクセス権限を細かく設定したり、ファイルのダウンロードをさせずに参照だけ可能にしたり、コンテンツに透かしを入れて画面キャプチャを抑止したり、といった設定ができる。また、Outlook/Gmail用のプラグインを使うことで、外部から受信したメール添付ファイルを自動でオンラインストレージに移動し、マルウェア検査後にダウンロードするといった運用に対応する。
ランサムウェア対策として、自動バージョン管理機能も備えており、修正前のバージョンに復元するといった運用がとれる。
アシスト / Citrix ShareFile / Citrix / ファイルサーバー / クラウドストレージ
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-


