エイネットは2022年6月22日、クラウド移行支援サービス「クラウド環境構築・移行マネージドサービス」を提供開始した。Amazon Web Services(AWS)またはMicrosoft Azure上に仮想環境を構築し、オンプレミス環境から情報システムを移行するサービスである。
エイネットの「クラウド環境構築・移行マネージドサービス」は、オンプレミスで稼働している情報システムをパブリッククラウドに移行するSIサービスである。Amazon Web Services(AWS)またはMicrosoft Azure上に仮想環境を構築した上で、移行対象の情報システムをオンプレミス環境から移行する。
SIベンダーのエイネットはこれまでは、オンプレミス環境からクラウド環境への移行プロジェクトを都度個別に請け負ってきた。今回、規模や目的に応じた作業プログラムを明確化し、パッケージサービス化した。
「オンプレミスで稼働しているサーバーをクラウドに移行するという動きが急速に広がりつつある。慢性的な人手不足によるサーバー管理者の不足、管理コストの上昇、災害や感染症の流行によるBCPの重要性の認識など、オンプレミスからクラウドへの移行の契機は多岐にわたっている」(同社)。
サービスの内容に応じて、スモールプランからラージプランまで3つのプランを用意する。コンサルティングからインスタンスの選定、運用開始後の保守まで、すべてのフェーズにおいて、エンジニアで構成した専任チームが作業にあたる。
サービスメニューと内容、価格(税込み)は、表1のとおり。価格は、サーバー2台の場合の設定であり、ハードウェアやルーターなど機器の購入費用は含まない。また、AWS/Azureなどのクラウドサービスの利用料も含まない。
プラン名 | スモールプラン | ミディアムプラン | ラージプラン |
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サービスの内容 |
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価格 | 月額10万円から | 月額20万円から | 月額30万円から |