ワークスアプリケーションズ・エンタープライズ(WAPE)は2022年7月6日、グループウェア「ArielAirOne」の外部ツール連携を強化したと発表した。同年7月1日より、Teams/OutlookやSlack、Zoomなど各種コミュニケーションツールとのAPI連携に対応している。これにより、スケジュールやワークフローの通知をチャットサービス経由で受けられるようになった。
ワークスアプリケーションズ・エンタープライズ(WAPE)の「ArielAirOne」(画面1)は、グループウェアである。アドレス帳やカレンダー/施設予約、掲示板・社員通知、ファイル管理といった、情報共有に必要な機能を搭載する。この上で、ワークフローを開発する機能も提供する(関連記事:ワークスアプリケーションズ、グループウェア「ArielAirOne」でTeams/Outlookとの連携に対応)。
画面1:「ArielAirOne」の画面例(出典:ワークスアプリケーションズ・エンタープライズ)拡大画像表示
今回、ArielAirOneの外部ツール連携機能を強化した。チャット、ビデオ会議、カレンダー機能と、Teams/OutlookやSlack、Zoomなど各種コミュニケーションツールとのAPI連携に対応した(表1)。
| サービス名称 | チャット | ビデオ会議 | カレンダー |
|---|---|---|---|
| Microsoft 365 Office 365 |
〇 (Microsoft Teams) |
〇 (Microsoft Teams) |
〇 (Microsoft Outlook) |
| Google Workspace | 〇 (Google Chat) |
〇 (Google Meet) |
〇 (Google Calendar) |
| Slack | 〇 | ||
| LINE WORKS | 〇 | ||
| Zoom | 〇 |
チャット連携では、これまでメールでしか受信できなかったスケジュールやワークフローの通知を、チャットツールでも受けられるようになった。これにより、情報をリアルタイムで確認できるようになった。「スケジュールの通知はメールで受信し、ワークフローの通知はチャットサービスで受信する」といった設定も個人ごとにアレンジ可能である。
ビデオ会議連携では、ArielAirOneでのスケジュールの予定作成と同時に、ビデオ会議サービスのビデオ会議室をワンクリックで作成できるようにした。作成したビデオ会議室は、ArielAirOneの予定ページからでも、通知からでも、URLをクリックするだけで入室可能である。
カレンダー連携では、ArielAirOneで管理しているスケジュールを、他のスケジュールサービスのカレンダーに同期させられるようになった。これにより、複数のカレンダーを併用して予定を管理できるようになった。例えば、本業のスケジュールをArielAirOneに登録してOutlookに連携させることで、Outlook上で副業の予定を含めて自身の全予定を確認できるようになった。
ArielAirOne / グループウェア / API連携 / Zoom / Slack / Teams / Outlook / ワークスアプリケーションズ
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