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明治、経理業務をデジタル化、年間で54万枚の紙と2400時間のファイリング作業を削減

2022年7月13日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

明治は2022年7月13日、請求書の受領や会計システムへの入力など、経理業務の全領域をデジタル化したと発表した。システムは同年4月から稼働している。効果として、年間約54万枚の紙削減と、年間約2400時間のファイリング作業削減を見込む。国内グループ会社全19社についても順次展開中である。

 乳製品やチョコレート、栄養食品などの大手食品メーカーである明治は2022年4月、経理業務の全領域をデジタル化/ペーパーレス化した。対象は、立替精算をはじめ、請求書の受領、会計システムへの入力など。帳票の電子保管によって改正電子帳簿保存法にも準拠した。明治ホールディングスの国内グループ会社全19社についても順次導入している(図1)。

図1:デジタル化/ペーパーレス化した経理業務フローのイメージ(出典:明治)図1:デジタル化/ペーパーレス化した経理業務フローのイメージ(出典:明治)
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 システムの導入効果として、年間約54万枚の紙削減と年間約2400時間のファイリング作業削減を見込む。なかでも経理承認業務においては、入力不備などの自動チェックによって承認業務の約8割の削減を見込む。

 請求書の受領については、請求書受領クラウドサービス「Bill One」を導入した(関連記事請求書受領クラウド「Bill One」の請求書発行オプションを単体サービス化、発行機能のみ契約可能に)。会計システムの入力・承認・電子保管については、会計システム「HUE」を導入した(関連記事ワークスアプリケーションズ、クラウドを活用したERP運用代行サービス「HUE Classic Cloud」)。

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