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敷島製パン、人事システムのCOMPANYを刷新、IaaS運用をSaaSに切り替え

2022年8月12日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

Pascoブランドで知られる敷島製パンは、運用中の人事システム「COMPANY」を最新バージョン(Ver.8)に移行する。新版は、UI/UXの刷新のほか、勤怠管理情報をグラフ化する「勤怠ポータル」「勤怠ダッシュボード」機能が備わっている。敷島製パンはこれまで、COMPANYをIaaSに構築して運用してきたが、バージョンアップに伴い、SaaS版に切り替える。Works Human Intelligence(WHI)が2022年8月10日に発表した。

 敷島製パン(本社:愛知県名古屋市)は、Pascoブランドの食パンなどで知られる食品メーカーである。国内13工場(グループ企業3工場含む)、40事業所に約4000人の従業員が勤務している。今回、2003年から利用しているWorks Human Intelligence(WHI)の人事システム「COMPANY」を、SaaSの最新バージョン(Ver.8)に移行する。

画面1:「COMPANY」の新機能「勤怠ポータル」のイメージ(出典:Works Human Intelligence)
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 バージョンアップにより、UI/UXが刷新され、使い勝手が向上する。また、勤怠情報(残業時間、休暇日数など)を自動でグラフ化する新機能「勤怠ポータル」および「勤怠ダッシュボード」が使えるようになる。従業員自身および管理職が勤怠状況をリアルタイムに把握できるようになる(画面1)。

 敷島製パンは2003年、「人事情報の見える化」を目的に「COMPANY」を導入し、バージョンアップしながら、徐々に利用範囲を広げてきた。2016年には、オンプレミス環境からIaaSとサーバー環境を移行した。今回、IaaS上でCOMPANYをインストールしていたサーバーOSがサポート期限を迎えることをきっかけに、SaaS型の新版(Ver.8)に移行することに決めた。

 SaaS版では、COMPANYの稼働環境の構築から稼働管理・監視、セキュリティ対策、障害対応までWHIが担う。これまで敷島製パンが自社で行ってきた稼働環境の保守業務が要らなくなる。このほかにも、セキュリティレベルの向上、IT部門の人的リソース最適化、新機能の勤怠管理による業務効率向上などの効果を期待している。

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