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インド系SIerのテックマヒンドラが「OpenFrame」を販売、メインフレームマイグレーションSIを強化

2022年8月26日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

印Tech Mahindraの日本支社でSIベンダーのテックマヒンドラリミテッド(東京都港区)は、レガシーマイグレーションツール「OpenFrame」の販売を開始する。OpenFrame(開発元:韓国TmaxSoft)は、メインフレーム環境からオープン環境にアプリケーションをマイグレーション(移行)するためのツール。OpenFrameを取り扱い製品に加えることで、レガシーマイグレーションサービスを強化する。日本ティーマックスソフトが2022年8月26日に発表した。

 印Tech Mahindraの日本支社、テックマヒンドラリミテッドが販売を開始する「OpenFrame」(開発元:韓国TmaxSoft)は、メインフレーム環境(日本IBM、富士通、日立製作所)からオープン環境にアプリケーションをマイグレーションするためのツールである。

 テックマヒンドラは、これまでも、メインフレームからオープン環境へのマイグレーションサービスを提供してきた。今回、OpenFrameの販売代理店の1社となることで、マイグレーションサービスを強化する。

 OpenFrameは、レガシーシステムのソースコードをそのままオープン環境に移行するリホストと、オープン系アプリケーションで動作するように変換するリアーキテクチャのツールをそれぞれ用意している。

 リホストでは、メインフレーム上で動作している既存のソースコード(COBOLやPL/I)をそのままオープン環境(Linux)に移行する。このために必要なプリコンパイラや各種ミドルウェアを一通り提供する。JCL(ジョブ記述言語)や各種言語処理系、データベース、TPモニターなどを用意している(関連記事TmaxSoft、メインフレーム環境をそのままクラウドに移行する「OpenFrame onクラウド」)。

 リアーキテクチャでは、既存のソースコードを、コンテナ環境で動作するマイクロサービス型のJavaアプリケーションへと自動で変換する(関連記事TmaxSoft、レガシーアプリをコンテナベースのJavaクラスに変換する「OpenFrame 21」を販売)。

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