NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2022年9月27日、「らくらくソリューション ストレージ・リモートアクセスサービス」を提供開始した。ハイブリッドな働き方に必要なクラウドストレージとリモートアクセスサービスをパッケージ化している。専用ポータル画面から一元設定が行えるなど、IT人材が不足している中小企業の運用を支援するとしている。価格(税込み)は、最小構成のクラウドストレージ1TB/リモートアクセス100ユーザーで月額29万4008円。
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)の「らくらくソリューション ストレージ・リモートアクセスサービス」は、クラウドストレージとリモートアクセスサービスをパッケージ化したサービスである。ハイブリッドワークに求められる環境を簡単に構築できるとしている。主に、IT人材が不足している中小企業に向けて提供する(図1)。
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特徴は、専用ポータルから、クラウドストレージやリモートアクセスに関する設定や運用管理を一元的に行えること。IT人材に余裕のない中小企業では設計方式や運用方法が異なる複数のITサービスを並行して導入することが難しいという問題に対処する。
クラウドストレージは、NTT Comが国内データセンターで運営するサービスを利用している。これにより、データを国外に出すことなく、国内だけで管理可能である。容量追加も専用ポータルから簡単に行える。
リモートアクセスサービスは、自宅や外出先などのリモート環境からのアクセスを受け付け、社内へのアクセスとインターネットへのアクセスを安全に分散する。NTT ComのVPNサービス「Arcstar Universal One」を利用している場合は、専用ポータルからの設定で接続可能である。