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「仮想オフィスサービス」から現実のオフィスの座席予約が可能に─日立ソリューションズ・クリエイト

2022年10月17日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日立ソリューションズ・クリエイトは2022年10月17日、「仮想オフィスサービス」に、現実のオフィスに出社する際の座席予約機能と座席位置確認機能を追加すると発表した。これらの機能は同年11月30日から利用可能になる。価格(税別)は、1ユーザーあたり月額800円(年間契約、最低契約数100ユーザー)。別途、Microsoft 365 E3以上のライセンスが必要となる。

 日立ソリューションズ・クリエイトの「仮想オフィスサービス」は、オンライン上に仮想的なオフィス環境を実現するクラウドサービスである。フロアマップなどの画面上に従業員の顔アイコンを配置し、仮想的にオフィスに出勤する。従業員のプレゼンス情報や予定を確認する機能により、話し掛けるべきタイミングも分かる。チームメンバーとのチャット機能や掲示板機能なども提供する。

 例えば、フロアマップ上で、相談したい相手の顔アイコンにカーソルを合わせると、相手のスケジュールを表示する。スケジュールが空いていたら、顔アイコンをクリックし、マップ下部にある「話す」ボタンをクリックする。これにより、Microsoft Teamsが起動し、選択した相手とのチャットがスタートする。

図1:「仮想オフィスサービス」を強化し、オフィス出社時の座席予約機能と座席位置確認機能を追加する(出典:日立ソリューションズ・クリエイト)
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 今回の機能強化では、現実のオフィスに出社する際の座席予約機能と座席位置確認機能を追加する(図2)。座席予約では、スマートフォン/タブレットまたはPCから出社予定日の座席を30分単位で予約可能。現場での座席のチェックイン/チェックアウトは、二次元コードで行う。空席かどうかをリアルタイムに確認し、空席なら予約なしでチェックインして利用可能である。

 フロアマップ上では、当日オフィスに出社している人の座席位置を一目で確認できるので、チームメンバーの席の近くに座席を予約するといったことも可能である。出社していない人からもリアルオフィスの座席位置を確認できるので、テレワーク先から指示を出し、出社している人同士の対面会話を促す、といった運用も可能である。

 管理職向けには、チームメンバーの出勤状況を毎朝通知する機能や、退勤時に勤務を続けているチームメンバーに声をかける機能、などを用意している。

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「仮想オフィスサービス」から現実のオフィスの座席予約が可能に─日立ソリューションズ・クリエイト日立ソリューションズ・クリエイトは2022年10月17日、「仮想オフィスサービス」に、現実のオフィスに出社する際の座席予約機能と座席位置確認機能を追加すると発表した。これらの機能は同年11月30日から利用可能になる。価格(税別)は、1ユーザーあたり月額800円(年間契約、最低契約数100ユーザー)。別途、Microsoft 365 E3以上のライセンスが必要となる。

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